ドイツ語のレクイエム 公開日:2021年5月6日 癒しの音楽 昨夜は寝付けず、これを聴きながら寝ました。 レクイエムと言えば普通は、典礼聖歌集というラテン語の本から歌詞を採るのですが、これはドイツ語です。 しかし、ブラームスがルター派の新教徒であったこと、それになりよりも、教会の典 […] 続きを読む
ル・クレジオの「砂漠」と眺めのいい部屋 公開日:2021年4月29日 癒しの音楽 先週、在宅ワークをしながらFMを聴いていて、偶然耳にしました。 「これって、『砂漠』の、『M・E・D・I・T・E・R・R・A・N・E・E・・・』の曲かな?」と妻が最初に気づきました。そして私も、「砂漠に出てくるあの曲にま […] 続きを読む
こんな時は「怒りの日」 公開日:2021年4月22日 癒しの音楽 3度目の緊急事態宣言発表予定というニュースを聞いて、こんな曲が頭の中で響きました。何かが一気に崩れ落ちるような気分です。 ヴェルディのレクイエムの中の「怒りの日」です。下に貼っておきますのでぜひぜひ聴いてみて下さい。きっ […] 続きを読む
謎のタペストリー 「貴婦人と一角獣」 公開日:2021年4月14日 癒しの音楽芸術の中の神秘 詳しいことはあまりわかっていないみたいですが、15世紀の終わりごろにフランドルで織られたという、この6枚のタペストリーのことをご存知の方も多いでしょう。味覚、聴覚、視覚、嗅覚、触覚、我が唯一の望みに、の6枚のタペストリー […] 続きを読む
タンゴの歴史 公開日:2021年4月9日 癒しの音楽 知り合いにフルートを吹く人がいるんです。 その人と話していて、「タンゴの歴史」の話になりました。 ピアソラは「リベルタンゴ」なんかで有名になりましたが、やはり僕はこの曲が好きです。 この時期のお仕事のBGMにはぴったりで […] 続きを読む
宇宙の音楽といえばこれ 公開日:2021年3月29日 徒然日記癒しの音楽酒・料理・生きること 最近「2001年宇宙の旅」とか、その続編の「2010年〜」を観なおしたので、ちょっと宇宙的な音楽を聴きたい気分です。 「2001年〜」では、リヒャルト・ストラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」のオープンニングが使われ […] 続きを読む
現代人の心の闇 公開日:2021年3月18日 癒しの音楽 きのう、散歩がてら、古CD屋でこのCDを買いました。 ネタバレになっちゃいますが、以下あらすじです。 娶った妻を次々と残虐に殺害していると噂される「青ひげ公」の城に、新しく妻となるべく、ある美しい娘がやって来ます。この娘 […] 続きを読む
世界一短い曲と長い曲 公開日:2021年3月10日 癒しの音楽 短いのは、これ、ナパームデスのユーサファーです。約1秒です。 長いほうでギネスに載っているのは、エリックサティのヴェクサシオンで18時間だとか。 実はもっと長いのがあるらしいんです。 ジョン・ケージの曲で、 パイプオルガ […] 続きを読む
春の嵐の夜に 公開日:2021年3月4日 癒しの音楽 なんとなく、ベートーヴェンの「運命」を彷彿とさせる印象的な始まりで、やはりクラシックファンでなくとも、聴けば、「ああ、これか!」と誰でも知ってる曲、それが、グリーグのピアノ協奏曲ではないでしょうか? 彼は、クララ・シュー […] 続きを読む
世界最古のラップミュージック 公開日:2021年2月16日 世の中のことコラムテイジンの独り言徒然日記癒しの音楽酒・料理・生きること 権利・幸福嫌いな人に自由湯(党)をば飲ましたい・・・ これぞ、世界最古のラップミュージック、川上音二郎の「オッペケペー節」です。 川上音二郎は、元は福岡藩の郷士で、大阪の落語家、桂一門の出身でした。新派劇の創始者とも言わ […] 続きを読む
アルヴォ・ペルト アルボス 公開日:2021年2月12日 テイジンの独り言徒然日記癒しの音楽酒・料理・生きること エストニアの現代作曲家、アルヴォ・ペルトは、とても気持ちの良い曲を色々と書いています。 今回ご紹介するのは、この「アルボス」です。 同じ曲が、違う楽器の編成で演奏されていたりします。 ちょっと聴いた感じは、ウインダムヒル […] 続きを読む
フィンランディア 合唱付き 公開日:2021年2月5日 癒しの音楽 寒い時、これを聴くと元気になります。 フィンランドは、帝政ロシア時代から国土を支配されていましたが、ロシア革命時の1917年に独立、その後、第2次世界大戦中、ソ連やナチスの侵略を受け、大きな患難を経験しました。 フィンラ […] 続きを読む
春の訪れを感じる音 公開日:2021年1月22日 テイジンの独り言徒然日記癒しの音楽芸術の中の神秘酒・料理・生きること 去年は、ベートーヴェン生誕250周年ということでベートーヴェンイヤーだったのですが、コロナの影響で、コンサートやイベントはほとんど中止を余儀なくされ、散々なベートーヴェンイヤーでした。 書き物をしたり、本を読んだりしなが […] 続きを読む
カルロス・クライバーのニューイヤーコンサート 公開日:2021年1月3日 癒しの音楽 ちょっと田舎で解決しなければならない問題が発生し 一度帰京したのですが、また田舎にトンボ帰りです。 仕事も少し残っているし、新年のご挨拶もままならないままに、 忸怩たる思いがありますが、これも致し方ありません。 こんな時 […] 続きを読む
ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱付き」 公開日:2020年12月28日 癒しの音楽芸術の中の神秘 年も押し迫って来ました。 やはり、これを聴かないと1年が終わった気がしません。 私のいちばん好きな第9は、カール・ベーム指揮・ウィーンフィルの1980年の 演奏のものです。 ソリストが素晴らしいのと、テンポがゆっくりなの […] 続きを読む
反戦平和の「ヘイ・ジュード」 公開日:2020年12月9日 テイジンの独り言癒しの音楽 ビートルズの名曲「ヘイ・ジュード」ですが、これは、元々は、ジョン・レノンの息子のジュリアン・レノンのことを歌ったものです。 ジョン・レノンが亡くなってから、32年後、ロンドン五輪の開会式でポール・マッカートニーが出てきて […] 続きを読む
シューマン ピアノ三重奏曲 第1番 公開日:2020年12月7日 癒しの音楽芸術の中の神秘 久しぶりに、カザルストリオで、シューマンのピアノ三重奏曲第1番を聴きました。 盤は古くて録音の問題もありますが、私はこれがしっくりきます。 やっぱ、いいなあ・・・。 ロマン派のほとばしる情熱を、抑制のきいた演奏で、厳しく […] 続きを読む
マタイ受難曲 公開日:2020年11月18日 癒しの音楽芸術の中の神秘 バッハのマタイ受難曲は、ものすごく長いですが、時々聴きたくなる曲です。 聖書の「マタイによる福音書」の26,27章のキリストの受難を題材にしております。 福音史家(エヴァンゲリスト)役を務めるテノールが聖書の文章をレチタ […] 続きを読む