凪谷悠助の未来予測の部屋

世の中の動きや人の未来を予測します

「芸術の中の神秘」の記事一覧

馬蝗絆(ばこうはん)

国立博物館にある南宋時代の青磁の名器です。 「日本に伝わる青磁茶碗を代表する優品である。江戸時代の儒学者,伊藤東涯が記した『馬蝗絆茶甌記』によると,かつて室町時代の将軍足利義政がこの茶碗を所持していたおり,ひび割れが生じ […]

春の訪れを感じる音

去年は、ベートーヴェン生誕250周年ということでベートーヴェンイヤーだったのですが、コロナの影響で、コンサートやイベントはほとんど中止を余儀なくされ、散々なベートーヴェンイヤーでした。 書き物をしたり、本を読んだりしなが […]

無用の用

今の若者は、詩集などというものを読むのでしょうか? ただ美しいだけ、ただ純粋で気高いことだけ、がその存在意義であるようなこういう文学作品を。 こういうものを読んでも、もちろん、給料アップにつながるわけでもなく、出世に貢献 […]

善き人のためのソナタ

ゆうべは、これを観ました。 11時半くらいから観はじめておわったのが夜中の2時でした。 朝辛かった・・・。 1984年ころの東ドイツでのお話。 国家保安省(シュタージという秘密警察)に勤める大尉が、ある芸術家の盗聴・監視 […]

マタイ受難曲

バッハのマタイ受難曲は、ものすごく長いですが、時々聴きたくなる曲です。 聖書の「マタイによる福音書」の26,27章のキリストの受難を題材にしております。 福音史家(エヴァンゲリスト)役を務めるテノールが聖書の文章をレチタ […]

写真展に行ってきました

「昭和の女−母の人生 青山紀子 写真展 に行ってきました。 青山さんは私の知人で、素晴らしい写真家です。 今日、写真展に行ってきました。 写真を特殊な和紙に印刷したそうで、とても繊細で、質感が柔らかく表現されています。ま […]

鳥獣戯画

漫画の元祖と言われる「鳥獣戯画」。正しくは、「鳥獣人物戯画」というらしいです。 平安時代末期〜鎌倉時代のものらしいですね。作者は、鳥羽僧正覚猷とも言われていますが、はっきりしません。 この絵の中で描かれている動物は風水的 […]

「遥か彼方に」と「海の微風」

アメリカのリアリズム画家、アンドリュー・ワイエスの”Faraway”「遥か彼方に」です。 この絵画の中で、少年は、膝を抱えて、少し微笑気味に何かを考えているような様子です。 彼が腰を下ろしているのは、おそらく冬の枯れ草で […]