
うちはケーブルテレビが入っていて、チャンネルがいろいろセットになっているらしく、WOWOWとか衛星劇場とかスターチャンネルとかが見られます。 そのセットのチャンネルのなかにアニメ専門チャンネルのアニマックスがあります。
コロナ前は、夜中に疲れて家に帰ると、懐かしいガンダムとか、巨人の星とか、天才バカボンなどを放映していたので、ついつい眠い目をこすりながら観てしまったものでした。
そのなかで、とても面白いと思ったのが「GHOST IN THE SHELL」(攻殻機動隊)というものです。これには、どっぷりはまりました。僕には、オタクの素質があるようです。
西暦2030年の近未来SFで、コンピューターネットワークが高度に発達し、電脳化(人間の脳にコンピューターを埋め込むこと)と義体化(人体の一部または全部を人工の体に置き換えること、サイボーグ化)を成し遂げたテクノロジー社会の日本が舞台です。
脳だけが生身の人間で、他はサイボーグ化した、強くて美しい女性が主人公です。彼女は、公安9課という警察組織に所属していて、主に、諜報活動や政府の非合法活動に従事しています。そして、社会に起きる事件を解決していくという話です。さまざまなエピソードを踏まえながら、第一部では「笑い男事件」が、第二部では、「個別の11人事件」がひとつの大きなテーマとして扱われています。
まあ、2030年の世界では、きっとここまでテクノロジーは進歩していないでしょう。
一般に、映画でも小説でも、独特の世界観を作り出しているものに僕は強く魅かれます。
この作品では、高度にテクノロジーが進歩した社会では、生身の人間の人格と人工知能による擬似人格の区別が非常に困難になるそうです。
僕は、そうなったとき人間の尊厳はどうなるのだろうか?なんて考えてしまいましたが、そんな先の話、心配しても仕方がないよなあ・・・。
あと、このアニメについては、映画が何本か、テレビシリーズもあといくつかあるそうなので、それも観てみようかなあ、なんて思っています。
それから、スカーレット・ヨハンソンが主演で実写のハリウッド映画も観ましたが、あれはなんとなく別物ですね。
Netflixにも新しいのがあるようなので、観たら感想などをアップするかもしれません。