3月13日は、魚座の新月です。

3月13日午後7時22分、魚座の23度で新月となります。

いつものようにサビアンシンボルを見てみます。魚座の23度のサビアンシンボルは、「降霊会で霊を物質化する霊媒」です。これは、目に見えないものを、目に見える形にして人々に伝える、という象を表しています。

霊媒というのは、目に見えない霊と交信して、それを私たちに伝えることができます。また、時には、目に見えない霊をエクトプラズムとか、または物質化させて私たちに見せることもあります。

この魚座の23度の新月の暗示は、目に見えないものが、実際に目に見える形になって現れてくるのかもしれません。また、目に見えないものに注意を向けるべきだということかもしれません。逆に、我々の不安が大地震や疫病を引き起こすという側面もある、ということを理解すべきだということかもしれません。

他の星々の配置も見てみましょう。

まず、目を引くのは、魚座にある、金星、海王星、太陽、月が星団(マジョリティ)を形成していることです。海王星は、魚座の守護星です。本来の位置にいるわけです。海王星は、海に関すること、液体に関すること、高度な芸術、夢、ファンタジー、薬物、欺瞞、自己犠牲なども表します。海、液体、薬物などに関する事件、事故がまず連想されます。

そして、これらのマジョリティと山羊座の冥王星がセクスタイル(60度)のアスペクトをとります。冥王星は非常に潜在的なエネルギーが大きいのですが、なかなかこのエネルギーに火がつくことはありません。しかし、一度火がつけば、核爆発級のエネルギーの発散が生じます。今回はその可能性もゼロではありません。

また、水瓶座の木星と牡牛座の天王星が、かなりきっちりしたハードアスペクト(90度・スクエア)をとります。不動宮どうしで、お互いに一歩も譲らない様子です。また、木星は、双子座の火星ともアスペクト(120度)をとっています。やはり、危険な感じがします。楽観はできません。

地震などの自然災害に備えをしてください。飲料水の備蓄をもう一度見直してください。