11月24日は射手座の新月です。

11月24日午前7時57分、射手座の1度で新月となります。

まず、いつものように射手座の1度のサビアンシンボルから見てみましょう。

射手座1度のサビアン・シンボル

射手座1度のサビアン・シンボルは、「共和主義の威厳ある軍隊のキャンプファイヤー」です。

共和主義というのは、王様のいない政治体制を求める建前のことです。そういう国の威厳のある軍隊が野営をしているイメージでしょうか。キャンプファイヤーの大きな炎が、暗い夜空に燃えあがっている様子です。この軍隊は、フランス革命の時の軍隊みたいな感じです。

また、キャンプファイヤーは、人間同士のコミュニケーションを促すものだと言われています。火の周りに人々が集い、語らい、踊り、歌い、楽しむのです。軍隊とありますが、退役軍人の集いという解釈もあります。退役軍人たちが火の周りにつどい、昔の武勇伝を語り、また、新たなるチャレンジに出発する様子も想像できます。

星々の配置から読み取れること

太陽、月が木星とトライン(120度)

太陽と月が木星と大吉角のトライン(120度)となっています。太陽と月は第12室にあります。第12室は過去や内省、秘密を表しています。木星は、コミュニケーション、通信、教育などを表す第3室にあります。

過去とコミュニケーションに関して良いことがある予感がします。過去と決別して新しく自己を発信していくのかもしれませんし、過去がコミュニケーションに関して良い影響を及ぼすのかも知れません。

金星と水星がキロンとトライン(120度)

第12室の金星と水星が、第4室のキロンとトライン(120度)を作っています。第4室は、土地、家庭、農業などの意味があります。キロンは癒しと予言の星ですので、悦楽の星、金星と、医療や通信の星、水星が、キロンと良い相乗効果をもたらして、医療関係、金融、貿易、不動産などの分野で良い効果をもたらすように思います。

天王星、ドラゴンヘッドが土星とスクエア(90度)

ドラゴンヘッドは、過去のカルマが現世に与える影響を表すと言われています。このドラゴンヘッドは、投資や娯楽、未來の部屋である第5室にあります。大変革の星、天王星はドラゴンヘッドとコンジャンクション(0度)の位置にあり、財政の部屋にある凶星の土星とスクエア(90度)です。

ここでやはり第一に連想してしまうのは、地震などの天災地変です。この組み合わせは、過去に何度も起きましたが、その度に比較的大きな地震が起きています。やはり、今回も注意が必要です。

火星と土星がトライン(120度)

同盟国、パートナーを表す第7室にある火星と金融、経済を表す第2室の土星がトライン(120度)を作っています。土星、火星は基本的には凶星です。凶星どうしの吉座相ですが、良い面が出れば、よく変化することもありますが、私の経験では、凶星の吉座相は、良い効果をもたらすことは少ないです。

同盟国、パートナーというのは、アメリカのことかも知れません。それとの関係で、金融、経済の分野で、あまり良くないことが起きる可能性があります。ドル円の為替に大きな変化が起き、株式の相場や仮想通貨の相場にも影響を与えるでしょう。どんな変化が生じるかですが、アメリカの中央銀行、FRBの利上げが一服して、為替は円高に振れて、日本の株式相場が下がるとか、それにつれて、仮想通貨の相場も下がる可能性もあります。

今回のところは以上です。