11月30日は双子座の満月です。

11月30日午後6時30分、双子座の8度で満月となります。

いつものようにサビアンシンボルを見てみましょう。

双子座の8度のサビアンシンボルは、「蜂起した労働者が工場を取り囲む」です。

もともとはストライキを表していますが、これは広く、抗議運動と見てもいいでしょう。BLM運動、トランプ支持者の集会、マスク反対、ワクチン反対、外出制限反対運動、イエローベスト運動、タイの反王室運動、香港の民主化運動など、さまざまな抗議運動があります。

人々が、自分たちの要求、意思を主張する傾向はますます強くなっていきます。そして、これが当局と衝突、暴動や内乱へと発展してしまうこともありえます。あまりに暴力的になると、社会不安となってしまいます。

今回の満月は、そういう暗示かもしれません。

また、この満月は、第12室で起きます。第12室は、秘密、スパイ、刑務所、など国政上の暗い部分で起きますから、秘密が暴露されて、民衆が蜂起する、という意味にも解釈できます。

反対の太陽は、射手座の8度で満月を形作ります。そのサビアンシンボルは、「大地に内在する新しい元素」です。人々の抗議活動が、新しい仕組みやルールを引き出すかもしれません。太陽は、第6室にあります。第6室は、労働環境を表します。抗議活動が、労働環境の改善を促すのかもしれません。

また、他の惑星に目をやると、娯楽、レジャー、子供、恋愛などを表す第5室の水星が、社会における個々人間の関わり、契約などを示す第7室の冥王星、木星、土星と、60度の角度をとっています。これは、個々人の社会的な契約と娯楽的な活動が結びつく、娯楽のために契約することを表していると読めるので、例えば、GOTOキャンペーンなども当てはまります。水星は商業、通信、交通も表します。ですから、今回は、このGOTOが私たちの今後の運勢に大きな影響力を発揮してくる、ということかもしれません。

政府は、GOTOをなるべく制限しない方針でしょうから、西村大臣が言ったように、国民の自己責任の部分が大きくなるのかもしれません。感染が拡大しても、それは政府の責任ではない、というような口ぶりでしたので、感染拡大は、経済を止めないように、国民一人一人が、気をつけてやっていく、ということなのかもしれません。

究極的には、政府はあてにできないのだから、自分で気をつけるしかない、というところは間違いないでしょう。