ルバイヤート

勝沼のワインで同名のがありますが、これから採ったものです。


これは、オマル・ハイヤームの詩集ですが、なんとなく唐詩選、李白めいた雰囲気があります。


昔酔っ払ってよく読んでました。

私が好きな一編をご紹介します。

神よ、

そなたは我が酒杯を砕き

愉しみの扉を閉ざして

紅の酒を血にこぼした

酔っているのか 

おお神よ

右手に教典 左手に酒杯

 時に如法 時に不如法

我らは紺碧の大空のもと

 時に異教徒 時に回教徒


酒も旅も精神のトリップを起こすものとしては共通してますよね。