
緊急事態宣言が延長される見込みとなり、まだまだ自粛生活が続きますね。
また、私の趣味で恐縮ですが、うるさくなくリラックスできる音楽をご紹介します。
今日は、クラシック音楽を中心にご紹介します。今日のテーマは、「音楽の世界に浸る」です。浸るように聴いていただけると、別世界にトリップしたような感覚が味わえると思います。
Jordi Savall・El Canto de la Sibila
中世スペインの古い宗教音楽にヒントを得た音楽です。
過去のどこかに連れ去ってくれるような、不思議な響きで、グレゴリオ聖歌とも、バロック音楽とも違う独特の音楽です。
ジョルディ・サヴァールというヴィオラダガンバ奏者の立ち上げた音楽レーベルには、こんな感じの曲を収めたCDがたくさんあります。
何か読み物、書き物、仕事でも良いですが、何かをしながら音楽に浸るように聴いて頂くと、この音楽の味わいが解って頂けるかもしれません。
Frans Bruggen・Corelli/la foria
リコーダーって、小学校の音楽に時間に習いましたよね。このリコーダーは、大昔、ブロック・フレーテと言って、立派な楽器だったんですね。
リコーダー奏者で有名な人は、何人かいますが、私は、フランス・ブリュッヘンというオランダ人が好きです。もう亡くなってしまいましたが、やはり、この人のリコーダーの音や吹き方が好きです。
その中で、コレッリというイタリアの作曲家の曲を集めたCDがあります。哀愁を帯びた響きがなんとも言えず心地よいです。YouTubeではこのCDは全曲はあがっていないようですので、la folia という曲だけアップしておきます。
これも本当は、CD全曲浸るように聴いて頂きたいです。よろしければどうぞ。
Pierre Fournier・J.S.Bach Complete Cello-Suites
チェロの名曲といえば、これですね。きっと聴いたことのある方はたくさんいらっしゃるでしょう。
チェロ弾きのバイブルみたいな曲ですね。この組曲は、日本語では、「無伴奏チェロ組曲」というようです。第1番の第1楽章はあまりに有名で、いろいろなイージーリスニングにアレンジされたり、他の楽器で演奏されたりしています。
最初にこれを弾き始めたのは、パブロ・カザルスですが、私は、もう刷り込みされてしまったようで、この曲は、フルニエというフランス人のチェロ奏者の演奏がいちばんしっくりときます。
この曲も、何かをしながら、浸るように聴いてみてください。この音楽の世界にいることの心地よさがわかっていただけると思います。
今日は、クラシック音楽を中心に3つ癒しの音楽を選んでみました。また、いろいろなジャンルで、癒しの音楽をご紹介したいと思います。