アビギャ・アナンド君の2021年3月の動画です。

コロナ・パンデミックを予言したとされるインドの天才少年占星術師、アビギャ・アナンド君の最新の動画のだいたいの訳をアップします。

メルマガに載せたものとほぼ同じです。

先日、開催されたクアッド(日、米、印、豪)の首脳会談のことを説明しています。

結論をいうと、クアッドでの対中包囲網は失敗する、あるいは、大変悲惨な結果になると言っています。

なぜなら、新月の1日前の日に行われたから、だそうです。

マハーバーラタというインド最古の叙事詩があるのですが、その中でのエピソードを紹介して、新月の1日前は、良いこと、善なることはなに一つ成功せず、逆に、悪事はことごとく成功すると言っています。

マハーバーラタの登場人物の固有名詞がたくさん出てきて、とてもごちゃごちゃして混乱してしまいます。とても訳しにくかったです。

大概、以下の通りの内容となります。

動画内容ここから

ユーチューブや私のサイトに前回動画をアップしてから随分と時間が経ってしまいました。
今回は、この機会を利用してとても重要なテーマについてお話しようと思います。

その前に、SNS、特にYouTubeで、私が、この期間、なぜあまり活発に活動しなかったのかというと、その理由は、家族のためにより持続的な未来を創造するためにこの時間を使っていたからです。
同時に、この時間を、家族で、デジタルデトックスをするために使っていたからです。また、そのうちに、この種のデジタルデトックスの効果やどう役立つのかなどについてもシェアします。

では、続けましょう。

今回のテーマは、2021年3月21日の夜に計画され実施された「クアッド会議」についてです。
この会議は、インド標準時の、7時に実施されましたが、私は、この会議の占星術的重要性についてお話ししようと思います。
そしてそれが実施された日にちと時刻に、どうして重要な意味があるのかについてもお話しします。

それは、アマーヴァスヤ、つまり、新月の1日前に行われました。この日は、クリシュナ・チャトルダシとして知られています。
dirpanchang.comのようなサイトで詳細が調べられます。この会議が、ちょうどクリシュナ・チャトルダシの夜に行われたことを知ってあなたは驚くでしょう。
この日の出来事というのは、あまりよくありません。特に、全世界の幸福のためにと喧伝された活動にとっては、とても不吉です。
特にこの会議は、メディアによって喧伝されました。そして、インドの首相によっても、世界の幸福のために、と喧伝されました。

そして、同時に、その行われた時刻がクリシュナ・チャトルダシの夜遅くであったため、この会議は占星術的にも世界の幸福には役に立たないと私は思います。
このクリシュナ・チャトルダシの夜には、どんな種類の活動も禁じられています。幸福のためにしようとするどんな種類の活動も禁じられています。
世界の人々を助けるための活動もです。うまくいくはずのことも、よい目的でするどんな活動もです。そのような活動にとっては、新月の1日前の活動は悪い結果になります。
一方で、毒を撒き散らすこと、殺人、騙しや欺き、死と破壊のための活動には良いです。こういった否定的な闇と陰の活動には良い時です。

そのような、高いレベルの首脳会議が、どうして、この時間に行われたのか、私は不思議に思います。
その理由は2つあると思います。ひとつ目は、これらのリーダーたちは、クリシュナ・チャトルダシが何であるか全く知らなかったということです。
世界中の何十億もの人々は、クリシュナ・チャトルダシが何であるか、そしてその影響について知っています。
もしあなたが、インドのどの地方の古い村の老人に訊いても、インドの田舎の村人でさえ、クリシュナ・チャトルダシについて知っています。
世界の他のどの地域でさえ、今日も伝統的な人々、その地域の年配の人々に、もしあなたが訊いたら、彼らは、たやすく、その出来事の重要性、否定的な意味についてあなたに教えるでしょう。
それは、クリシュナ・チャトルダシとして知られています。そして、マハーバーラタの中で、クリシュナ神、サハデーバ、そしてパンダヴァスがその占星術的な意味を説明しています。

どうして彼らがこの会議をこの時間に予定したのか、私は今だに不思議です。もう一つの考えられる理由は、彼がわざとやったということです。これが最もありうることです。
もしそれを本当にわざとやったのなら、これらのリーダーたちの良心は、いつか、後悔するでしょう。

とにかく、元の話題に戻りましょう。インド、アメリカ、日本、オーストラリアの4カ国はインド・太平洋地域にとってとても重要です。
そして、多くのメディアの情報源によると、その全体の話題も含めて、中国の政治活動に対抗するということが含まれています。
それは、つまり、もう一つの力に対抗するために行った会議です。クリシュナ・チャトルダシの時に計画された、他の力に対抗するためのどんなことも、打ち負かされる、ということが明らかになるでしょう。

その理由は、クリシュナ神もまた、はっきりと、このことの意味をマハーバーラタの中で示しているからです。そのお話は、こうです。
ドリョーダナが、まさに戦争を始めようとした数時間前に、パンダヴァスに、即座のダメージを与え、勝利を確実なものとするために、いつ宣戦布告をすべきか、その最も良い時刻はいつなのか、を調べていました。
そこで、彼は、パンダヴァスを打ち負かすことができる正しい時刻を知るためにとても優れた占星術師に相談をしなければなりませんでした。
ドリョーダナは、最も良い選択はいつなのかを、ドロナチャルヤに訊きました。そこで、ドロナチャルヤは、ドリョーダナの敵のパンダヴァスのひとりであるサハデーバに、ドリョーダナはパンダヴァスと戦うつもりであることを告げました。
そして、サハデーバは、ドリョーダナが勝つために最も良い時間はいつかを予言しました。

しかし、ドリョーダナは、このことを聞いてショックを受けました。「ああ、なんてことだ!どうして、お前は私の敵の所に行って、いつ成功するか、時間について相談したのだろう。
自分の敵に対する戦争に勝つために、どうして、私は、お前を自分の敵方である占星術師に相談させてしまったのだろう。彼は正しいことを言うだろうか?」

しかし、ドロナチャルヤは、言いました。「もちろんです、サハデーバは純粋な占い師なので、彼はあなたに正しい時間を言うでしょう。このことは疑いはありません。サハデーバは、あなたの敵であるからといって、偏見を持ってはいません。
彼は、あなたに正しい時間を言うでしょう。あなたが、彼に勝つのに好ましい時間を言うでしょう。」

そして、ドリョーダナは、サハデーバに相談に行きましました。
サハデーバは、五大パンダヴァスのひとりですが、彼は、自分の言葉に正直でした。そして、ドリョーダナは、「パンダヴァスに対する戦争をいつ始めたらうまくいくか時間を教えてください」と言いました。
すると、サハデーバは計算を始めて、ドリョーダナに言いました。「お前が勝つ戦争も含めて、なにかを始めるためには、アマーヴァスヤ、つまり新月の時が完璧な時だ、他のことはアマーヴァスヤ(新月)の時にはあまりうまくいかない。
しかし戦争を始めるのはうまくいく。そして、クリシュナ・チャトルダシ(新月の1日前)は、全てのことがうまくいかない時だ。」と言いました。

宣戦布告や他の重要な事柄、世界的に重要な事柄もうまくいかないのです。
当時、マハーバーラタが最も大きな戦争のひとつでした。大きな核兵器、太陽光線兵器、そして私たちが現在夢見ることもできないような多くの最先端兵器使用されました。
それは、紀元前3000年のことでした。

元の話の続きです。こういう戦争が起きようとしていました。クリシュナ神は、このことをサハデーバに知らせました。つまり、サハデーバは、自分たちパンダヴァスを滅ぼすための正しい時間を、ドリョーダナに告げていたのでした。
クリシュナ神は、いつも、こういう正しい行いをする人々の友達です。この場合、パンダヴァスが正しい行いをする人で、壁の正しい側にいる人々でした。クリシュナ神は、彼らを助けることにしました。
そして、パンダヴァスに、「どうか心配しないでください、私が味方になります。」と言いました。そして、パンダヴァスたちがタルパナ(目を洗う儀式)をする川に行き、クリシュナ・チャトルダシの期間に、パンダヴァスの祖先たちに水を与えました。
私たちのシャストラ(ヴェーダの学問)によると、これは水を与える時期としては間違っています。しかし、クリシュナ神は、タルパナの儀式をこの期間にしたのです。

さまざまなストーリーがこの後続きます。マハーバーラタの他の叙述や、さまざまなマハーバーラタについての論考の中から、そのうちのひとつを引用しようと思います。

クリシュナ神が、そこでタルパナの儀式をすると、太陽と月がやってきて、タルパナが、間違った時期に行われているのを目撃しました。そして、即座に、アマーヴァスヤ(新月)が起きました。
クリシュナ神は、魔術的な新月を、その時、引き起こしたのです。そして、続いて戦争が始まり、新月の時だったので、私たちみんなが知っている通り、パンダヴァスが勝ちました。
アマーヴァスヤ(新月)には、成功の背後に秘密がありました。つまり、ドリョーダナが戦争を始めた時というのは、実は、アマーヴァスヤ(新月)の時ではなく、クリシュナ・チャトルダシ(新月の1日前)だったのです。
ドリョーダナが負けた理由はこれによるものです。

このクリシュナ・チャトルダシは、とてもパワフルな出来事なので、そのような重要な会議のために選ばれるべきではありませんでした。きっと敗北の結果に終わるでしょう。あるいは、人類にとってなんらかの危険な目的のためだったのかもしれません。
毒を撒き散らす、死、離婚、殺人、そして、分離させる全ての活動、空虚さのためなら、この期間に行えばうまくいくでしょう。

みなさん、このことが何を正確に意味していたのか考え、理解しようとするかは、あなたたち次第です。しかし、それは、私たちにはどうすることもできません。
私たちには、首相たちや他の国々の大統領たちが会議を適切な占星術的時刻にスケジューリングしたか、人類の利益にためにしたか、わかりません。

私たちにできることは、この時期に、自分たちの家、家族をポジティブな状態に保つことです。私の提案は、ヴェーダのシャストラ(学問)によるものです。
この期間、つまり、クリシュナ・チャトルダシ(新月の1日前)の間、アマーヴァスヤ(新月)の間、日食や月食の間、そして、なんらかの否定的な波動に満ちた特定の出来事の間、私たちは、その出来事の時間を肯定的な波動で満たす必要があります。
もし、私たちが、それを一緒にすれば、この世界を肯定的な状態にすることができるでしょう。この期間に、祈りや肯定的思考、気づきや肯定感を広げること、他の人々を鬱状態から助け出すこと、子供たちにバガヴァット・ギーターを教えることや歌うことです。

イスラム教やキリスト教のような違う宗教でも関係ありません。
神は宗教によって異なることはないのです。私たちは、違う言葉で、違う愛しい名前で、神を呼んでいるに過ぎないのです。

もし、イスラム教徒なら子供にコーランを教えたり、歌うこともできます。ヒンドゥー教徒ならヴェーダの聖歌でもいいのです。キリスト教徒なら、バイブルを読むのもとてもいいです。シーク教徒なら、グルバーニや他の多くの古代の素晴らしいテクストをこの期間に読むでしょう。
それらは、肯定感と善に溢れています。ひとたび、こういうことをすれば、あなたの家は、この期間、美しく、灯りが灯されるでしょう。

祈りの歌、多くの儀式も。しかし、それをシンプルに保ちましょう。シンプルに始めましょう。一緒に肯定的であり続けましょう。私たちが出会う否定的なものと戦いましょう。
どうもありがとうございました。

以上です。

クアッドがうまくいかないと、中国の海洋進出や領土拡大の動きを抑えられません。なんとか成功してほしいと思います。