8月4日は水瓶座の満月です。

8月4日午前0:59、水瓶座の11度で満月となります。

このホロスコープを見て、まず驚くべきは、天王星が、太陽、月のちょうど真ん中に立って、どちらにも味方せず、その対立を煽っているような格好になっていることです。

獅子座11度は「大きな樫の木のブランコに乗る」で、水瓶座の11度は、「自分のひらめきと向き合う男」、牡牛座の10度は、「赤十字の看護婦」です。

つまり、獅子座の太陽は、外向きのエネルギー、外部に発散したい!、GOTOトラベル!というのに対し、水瓶座の月は、内向きのエネルギー、ちょっと待てよ、よく考えよう、家にいよう、自粛!、自省!と言っているように感じます。そして、牡牛座の天王星は、どちらの側にも中立に、ただ、病気の人を看護するだけです。そして、この比喩は、経済活動の拡大、人的な交流・接触の拡大と病気の蔓延の防止という二つの矛盾する動きと、病人の治療という非常に重要で必要不可欠な活動は続きます。この状況は、やはり、しばらくは続くと思います。

次に、第2室の水星と第8室の木星、冥王星、土星とのオポジション(180度)が、気になります。これは、7月の新月で、太陽と月のかわりに、水星がその地位を引き継いだ格好になっています。

すなわち、水星が所有を表す第2室に、土星、冥王星、木星は、継承を表す第8室にあります。ステレオタイプ、因習、悪弊、固定観念、昔から当たり前に受け継がれてきた常識、悪い慣行のようなもの、昔から当たり前にあったものを、水星が、「もう古くさくてイヤ!」と、受け継ぎ自分のものにするのを拒んでいます。時代の変わり目、所有についての観念がさらに変わる、もっと身軽になりそうですね。

それから、相変わらず、蟹座(水)と山羊座(地)のオポジションですから、水害、地震、液体に関する災害、盤石だと安心しているものの崩壊にご注意ください。