リズ・グリーンの3月の占星術的予測

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現在の時間の質

魚座の土星3月の「時間」の質は、まったく新しいテーマで、「大きな時間の輪」がさらに大きく回っていることを実感できるでしょう。3月20日、21日に太陽が牡羊座に入るという通常の占星術的な年明けに加え、今月はさらに2つの惑星がサインを変えるからです。3月7日に土星が魚座に入り、3月23日に冥王星が水瓶座に入るのです。

この2つの惑星は、無視されたときにどのように存在感を示すかを知っているので、この変化に注意深く付き合う価値があります。

土星は「敷居の番人」として、個人と社会の境界線に関連しています。魚座にいる間は、地上を溶解し、超越することを任務とし、精神性や信仰と個人的な関係を明確にするよう求めます。この時期には、ある種の厳格な信仰や隠遁に向かうこともあります。

恐怖を克服した人は、時間の流れに深い信頼を見出すことができます。土星は2026年2月、ついに魚座を再び離れます。より詳しい情報は、Lynn Bellの記事「Saturn in Pisces – Dissolving Boundaries(魚座の土星-境界線の解消)」をお読みください。

冥王星は、闇の世界の支配者です。冥王星は、私たちが統合する必要のある、精神の無意識の領域と私たちを接触させます。一つの星座に長くとどまるので、集団的なレベルで作用します。2044年になってようやく、再びこのサインを離れることになります。この20年間で、水瓶座の性質に対する私たちの理解は大きく変わるでしょう。

それはとりわけ、私たちの世界に対するイメージや考え、個人の自由や集団に対する義務についての考え方です。しかし、私たちのテクノロジーとの付き合い方も、水瓶座のテーマのカタログの一部であり、特にインターネットと電子メディアはそうです。

冥王星の仕事は、もはや通用しないものがこの世界から消えていくようにすることです。冥王星は、ある星座に初めて入るたびに、見過ごされることなく、その足跡を残していく傾向があります。だから、3月23日前後に何らかの不穏な動きがあっても、驚くにはあたりません。

これについては、Stefan Hofbauerの記事 “Pluto in Aquarius – the Transition” を参照してください。

もちろん、他のテーマも3月の時間の質を形作ります。3月2日に金星と木星が重なることで、この月は始まります。ここで一瞬つながるのは、「小さい」運と「大きい」運です。

水星は水瓶座の最後の度数で土星とコンジャンクションし、同じ日に魚座に入ります。3月3日に金星がカイロンに到達します。自信に満ちたムードで、冒険したくなります。まったく新しいことに、大胆に踏み出すときです。恋も今、突然に火がつくかも。

3月7日の乙女座の満月は、土星が魚座に入るタイミングと重なります。疑心暗鬼と信念を表裏一体として認識できるようになります。

3月12日、木星はカイロンと合流します。古傷が今、痛むことがあり、積極的な注意が必要です。問題は、その闘争がまだ価値があるかどうかです。3月15日、双子座の火星が魚座-海王星とスクエアを形成。翌日、太陽と水星も海王星に到達し、火星とスクエアになります。この時、あなたが経験するかもしれない脱力感やエネルギー不足は、すべてがうまくいっているふりをすることがほとんど不可能になり、ところどころで真実の瞬間へと変わるかもしれません。

この時期は、日常の喧騒から少し離れ、内側に向かうようにしましょう。とはいえ、月並みな約束を続ける人もいることでしょう。批判的になりましょう。金星は冥王星とスクエアになり、牡牛座に入るので、人生には便宜を図る以上のことがあることを示します。

3月20日・21日、太陽は牡羊座に入ります。今は春分の日であり、占星術的な1年の始まりです。同時刻の新月は、この新しい始まりを特に強調します。今、あなたが始めたことは、今年、大きく実を結ぶでしょう。自分の意思をはっきりさせましょう。来年に向けた小さな儀式を行うには良い時期です。

3月23日、冥王星が水瓶座に入ります(上図参照)。火星はその2日後に蟹座に入り、これからは攻撃性を抑えることを学ばなければなりません。月末には、金星が牡牛座の天王星とコンジャンクションし、月が冥王星の真向かいに位置します。今、いくつかのニーズや欲望が、もはや時代にそぐわないことが明らかになるかもしれません。自分自身を変化のプロセスに参加させ、未来を形作る手助けをしましょう。