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今回ご紹介するのは、飛ぶ鳥を落とす勢いのチリのエスクードです。
バロン・フィリップ・ド・ロートシルト 、つまり、シャトー・ムートンやオーパスワンの蔵元が、チリで作っている、高品質ワインです。
お値段は2000円弱と普段飲みには、ちと高いですね。
でも、お値段以上の価値はあると思います。
栓を抜くと、まず、香りが立ってきます。おもむろにグラスに注ぐと綺麗なガーネット色です。
ぶどうは、カベルネ・ソーヴィニヨンとか、カルメネール、カベルネ・フラン、シラーなんかのブレンドです。
果実味は、それほどでもなく、味は辛め、微妙な樽の香り、土の香り、優しい苦み、旨みも加わり、ちょっぴりスパイシーで、全体として落ち着いた、端正な味です。
さすがロスチャイルド。
生一本でもいけますが、ふかしたジャガイモにバターをつけて食べながら、飲みたいなあ。