10月25日は蠍座の新月です。

10月25日午後7時49分、蠍座の2度で新月となります。

まず、いつものように、蠍座2度のサビアン・シンボルを見てみましょう。

蠍座2度のサビアン・シンボル

蠍座2度のサビアン・シンボルは、「繊細な香水の壜が割れて、中の香りが拡がっている」です。

香水の壜が割れると、香水の香りが部屋中に拡散しますね。かなり強烈で後始末が大変です。このシンボルの意味の一つは、偶然の出来事によって過去と決別する、というものだそうです。先日、うっかりバックアップを取らずにデータのアップグレードをはかってしまい、このブログのデータの過去1年半分くらいが消えてしまいました。そんなことも暗示していたのかもしれません。

また、過去へのノスタルジーもこのシンボルは表すそうです。確かに、ユリ・ゲラーの本とか、ジョージ・アダムスキーの本とか、ノスタルジーですよね。ことさらに懐古趣味というわけではないのですが、古くても価値のあるものはあると思うので、良いものを現代に蘇らせることは今後もやっていこうとは思っています。

惑星の配置から読み取れること

土星、火星、水星がグランド・トライン(120度)

第1室の双子座に火星があり、第5室の天秤座に水星があり、第9室の水瓶座に土星があります。このうち、水星と土星は順行に戻りましたが、火星が10月30日から逆行になります。

マンディーン占星術では、第1室は国家や国民を、第5室は未來や子供たちを、第9室は、外国を表します。また、火星は戦争を、土星は権威、秩序を、水星はコミュニケーション、通信、教育などを表します。

トラインは調和的な配置なので、良い意味に解釈すると、日本は、外国との関係で、子供、教育、あるいは戦争に関することで、ひとつのまとまった合意に達するのかもしれません。その合意は、かなり、秩序だったもので、我が国、我が国民には、利益になることかもしれません。

火星と木星、海王星がスクエア(90度)

逆行中の木星、海王星と火星がスクエア(90度)という不調和な座相をとっています。火星は、国家、国民を表す第1室にあり、木星、海王星は、国のリーダー、政府、与党を表す第10室にあります。木星は宗教や法律を、海王星は、改革、夢、理想、夢想などを表します。これから想像出来ることで、現行のことといったら、「統一教会と自民党」の件しかないですね。山際大臣も辞任したし、救済法の成立や宗教法人法による解散命令の是非も話題になっています。火星は、10/30から逆行するので、統一教会に対する解散命令も出される方向に進むかもしれないですね。

太陽、月、金星の星団と水星が冥王星とスクエア(90度))

国際金融を表す第8室の冥王星と投資を表す第5室の太陽、月、金星、水星が不調和な座相であるスクエア(90度)を取るということは、やはり、円安の件を表しているように思います。先日、政府は、史上最大規模の円買い介入を行いました。これによって、金融、証券、仮想通貨の市場が大きく影響を受けています。

おそらく、円売り圧力はしばらくは続くので、円買い介入はまだまだ行われるでしょう。スクエアという不調和座相なので、円買い介入の効果は長くは続かず、すぐに円売りの圧力が増してくるでしょう。また、株式市場もあまり盛り上がらず、日経平均の値上がりもあまり期待できないかもしれません。

また、新月が蠍座の支配星の冥王星とスクエアを作っていることは何か象徴的な意味があるかもしれません。この件については後述します。

土星と天王星がスクエア(90度)

この座相はずっと続いていて、その都度申し上げていることで恐縮なのですが、やはり天変地異には注意です。特に、地震、異常気象、火山噴火などには注意です。備えを十分にしてください。食糧、飲料水、バッテリーなどです。

他には、外国で起きた権威主義的な動き(第9室の土星)が、日本の知らないところ、水面下での大変革(第12室の天王星)をもたらしているのかもしれません。

例えば、中国の第3期目に入った習近平体制が、日本の水面下、国民の知らないところで、大きな変革を引き起こす、あるいは、すでに引き起こしているのかもしれません。

中国は、日本のエンジニアを大いに欲しがっているといいます。昨今の日本の低賃金を見ると、日本のエンジニアが大量に中国企業に引き抜かれていく、そんなことも考えます。

また、牡牛座の天王星では、外資による円安日本の不動産の爆買いです。外国に日本の不動産、都心のマンションや、地方の湧水地などが大量に買われています。これは、将来に禍根を残すことにならないか心配ですね。

日食について

10月25日、ヨーロッパのほとんど、北アフリカ、中東、西アジアのほとんどで深い部分日食があります。

蠍座の新月が、蠍座の支配星である冥王星とスクエア(90度)をとっていることからすると、隠されていたものが表に現れてくる、過去にあった出来事がまた再び起きる、また、これは考えたくないのですが、大きな破壊が起きる、とも解釈できます。

部分日食になる地域は、ウクライナを含んでいるので、ウクライナあたりで大きな破壊が起きると解釈するのがすんなりくるかもしれません。この大きな破壊、冥王星は原子力も表すので、核を含む大きな破壊がもたらされ、部分日食になるヨーロッパ、北アフリカ、中東、西アジアの地域が大きな被害、汚染を被るという可能性もあるかもしれません。ドラゴンテイルが蠍座の13度あたりに来ますので、これは、かなり昔から潜在的にあったこと、トラウマになっていること、例えば「ルッソフォビア」が激しくなってくることも表しているのかもしれません。または、この半年後の5月6日の蠍座の満月の日に、実際に恐れていることが現実化してくるのかもしれません。