4月23日は牡牛座の新月です。

4月23日午前11時26分、牡牛座にて新月となります。

ひと目見てまず感じるのは、第10室の太陽、月、天王星の星団と、第6室の土星のスクエア(90度)です。第10室は、国家の首脳、政府を表し、第6室は、雇用・労働と健康の部屋です。雇用と健康についての政策が政府によって行われますが、これはうまくいかない、という意味に読めます。政府の方針が、曖昧で、補償の内容も不十分であることが明らかになってきます。さらに、医療面でも、もしかすると医療崩壊のような状況になっていくかも知れません。この星の配置に、同じく第6室の木星や冥王星もすぐに角度を作ってきますので、木星の表す財政、冥王星の生死に関わる医療の対策に、政策の甘さが露呈するでしょう。

Prime Minister Shinzo Abe of Japan Visits the White House

また、土星、木星、冥王星が第6室にとどまり続けること、第10室の政府の対応もいまいち統一性や適切性にかける為、まだコロナの感染拡大は続いていくように思います。

さらに、第7室の火星と太陽や月が角度をとっていきますので、社会的な人間関係についても政府の方針や政策の影響が及ぶのですが、第7室は、1対1の契約などの公的な関係を主に司るところなのですが、政府の対策が不十分で、非正規の人たち、中小企業で働いている人たち、パート、アルバイトの人たちの契約関係が危うくなるような気がして心配です。

また、第11室は、人間関係のもう一つの面、私的な友人関係などを主に表すのですが、そこには金星とドラゴンヘッドが入っています。そして、星座は双子座です。コミュニケーションの星座である双子座に、美と調和の星、金星が入っている点で、友人、知人などの大切さ、コミュニティの大切さがクローズアップされてくる暗示がありますね。また、ドラゴンヘッドの暗示は、刹那的、享楽的な人間関係の危うさを表しているように感じます。

Rose Wine

私的な人間関係を表す第11室の金星は、受け継ぐことを表す第8室の海王星と角度を作っていますので、世代交代や前任、後任の引継ぎなどの面で、障害が出てくる可能性もあります。あと、友人に借金を頼んだり、頼まれたり、そういうことが起きやすいでしょう、ご注意ください。