7月18日は蟹座の新月です。

7月18日午前3時32分、蟹座の24度で新月となります。

まず、いつものとおり、蟹座の24度のサビアン・シンボルについてみてみましょう。

蟹座24度のサビアン・シンボル

蟹座24度のサビアンシンボルは、「南から差し込む太陽に照らされたところにいる女と2人の男」です。このシンボルは、少数の閉鎖的な「仲間の輪」を作り、その中で「親密な情緒」を育成することを示しています。また、このシンボルは人里離れた小島で3人という小さな単位で暮らしているイメージを持ち、この3人はお互いに意思疎通がとれて同じ価値観を共有しています。

一部の解釈では、このシンボルは本質的な結びつきを理想とし、家族的な限られた仲間と理想とする社会を築く人を表しているとされています。また、24度は、土台に3を置いた6のエネルギーを持つ度数で、周囲との調和、ハーモニーをいうキーワードになります。

星々の配置から読み取れること

太陽と月が蟹座の第1室でコンジャンクション(0度)

太陽と月が蟹座の第1室でコンジャンクション(0度)となるとき、これは新月の状態を示します。新月は新たな始まりを象徴し、新しいサイクルのスタートを意味します。蟹座は家庭、感情、根底の安全感、そして母性を象徴する星座です。

この配置は、社会全体に対して新たな感情的な始まりや、家庭や家族に関連するテーマを強調する可能性があります。これは、新たな家庭の形成、家族の拡大、または家庭生活に関する新たな理解や視点を示すかもしれません。

また、蟹座は感情と直感を象徴するため、この新月は社会全体に対して、感情的な課題に対処する新たな方法や、直感を信頼して行動することの重要性を強調する可能性があります。

第1室(または第1ハウス)は自己、自己表現、自己認識、そして個々のアイデンティティに関連しています。したがって、この新月は、個々の自己認識や自己表現の方法に新たな始まりをもたらす可能性があります。

蟹座で第1室の太陽と月のコンジャンクションが山羊座で第7室の冥王星とオポジション(180度)

太陽と月が蟹座の第1室でコンジャンクション(0度)し、山羊座の第7室の冥王星とオポジション(180度)を形成するとき、これは強力な天体配置となります。

まず、太陽と月のコンジャンクションは新月を示し、新たな始まりや新しいサイクルのスタートを象徴します。蟹座は家庭、感情、根底の安全感、そして母性を象徴する星座で、第1室は自己、自己表現、自己認識、そして個々のアイデンティティに関連しています。したがって、この配置は個々の自己認識や自己表現の方法に新たな始まりをもたらす可能性があります。

一方、冥王星は変容、再生、力、そして深深たる真実を象徴します。山羊座は構造、規律、責任、そして野心を象徴し、第7室はパートナーシップ、契約、公的な関係、そして他者との相互作用に関連しています。

したがって、冥王星が山羊座の第7室に位置すると、これは社会構造や公的な関係における深刻な変化や変容を示す可能性があります。これは、パートナーシップや契約に関する新たな理解や視点を示すかもしれません。

太陽と月が冥王星とオポジションを形成するとき、これは個々の自己認識や自己表現(太陽と月)と社会構造や公的な関係(冥王星)との間に一定の緊張や対立を示す可能性があります。これは、個々の感情や家庭生活と社会的な責任や規律との間でバランスを取る必要があることを示しているかもしれません。

蟹座で第1室の太陽と月のコンジャンクションと山羊座で第7室の冥王星、そして、牡牛座で第11室のドラゴンヘッドがTスクエア(180度、90度)

この天体配置は、非常に強力なエネルギーを示しています。それぞれの要素を個別に見てみましょう。

まず、太陽と月が蟹座の第1室でコンジャンクション(0度)となるとき、これは新月の状態を示します。新月は新たな始まりを象徴し、新しいサイクルのスタートを意味します。蟹座は家庭、感情、根底の安全感、そして母性を象徴する星座です。第1室は自己、自己表現、自己認識、そして個々のアイデンティティに関連しています。

次に、冥王星は変容、再生、力、そして深深たる真実を象徴します。山羊座は構造、規律、責任、そして野心を象徴し、第7室はパートナーシップ、契約、公的な関係、そして他者との相互作用に関連しています。

最後に、ドラゴンヘッド(北交点)は成長、進化、そして運命的な方向性を象徴します。牡牛座は安定、耐久性、物質的な価値、そして快楽を象徴し、第11室は友情、集団活動、理想、そして希望に関連しています。

これらの天体がTスクエアを形成するとき、これは強い緊張と挑戦を示します。しかし、これはまた、成長と進化の機会も示しています。この配置は、個々の自己認識と自己表現(太陽と月)、社会構造と公的な関係(冥王星)、そして集団活動と理想(ドラゴンヘッド)の間に一定の緊張や対立を示す可能性があります。

具体的には、これは個々の感情や家庭生活と社会的な責任や規律との間でバランスを取る必要があること、または個々のアイデンティティと集団の理想との間で調和を見つける必要があることを示しているかもしれません。

また、冥王星が星座の29度をとる時、天災地変の兆候と捉える占星術師もいます。山羊座は陸地と海洋の境界を表し、29度は「危機の度数」とも言います。よって、地震、津波、海底火山の爆発、陸地に近い海洋を震源とする大地震にも注意が必要でしょう。

乙女座で第3室の火星と魚座で第9室の土星、そして、双子座で第12室のヴェスタがTスクエア(180度、90度)

この天体配置は、個々のエネルギーと相互作用によって、社会全体に影響を与える可能性があります。

まず、火星は行動、勇気、闘争、そして初期のエネルギーを象徴します。乙女座は分析、詳細、労働、そして日常のルーチンを象徴し、第3室はコミュニケーション、思考、学習、そして近所や兄弟姉妹に関連しています。したがって、火星が乙女座の第3室にあるとき、これは分析的な思考やコミュニケーションにおける積極的な行動を示す可能性があります。

次に、土星は構造、規律、責任、そして時間を象徴します。魚座は感情、直感、霊性、そして無意識を象徴し、第9室は高等教育、哲学、宗教、そして長距離旅行に関連しています。したがって、土星が魚座の第9室にあるとき、これは霊性や哲学に対する深刻な考察や、これらのテーマに対する責任感を示す可能性があります。

最後に、ヴェスタは献身、純粋さ、そして自己犠牲を象徴します。双子座はコミュニケーション、知識、適応性、そして好奇心を象徴し、第12室は無意識、隠されたもの、孤立、そして霊的な探求に関連しています。したがって、ヴェスタが双子座の第12室にあるとき、これはコミュニケーションや知識に対する深い献身や、これらのテーマに対する霊的な探求を示す可能性があります。

これらの天体がTスクエアを形成するとき、これは強い緊張と挑戦を示します。しかし、これはまた、成長と進化の機会も示しています。この配置は、積極的なコミュニケーション(火星)、深刻な霊的な探求(土星)、そして献身的な知識の追求(ヴェスタ)の間に一定の緊張や対立を示す可能性があります。

具体的には、これは個々のコミュニケーションや思考の方法と、より広い視野や哲学的な視点との間でバランスを取る必要があること、または知識の追求と霊的な探求との間で調和を見つける必要があることを示しているのかもしれません。

獅子座で第3室の水星と牡牛座で第11室の木星がスクエア(90度)

水星と木星がスクエア(90度)のアスペクトを形成するとき、これはコミュニケーションと拡大のエネルギーが一定の緊張関係にあることを示します。

まず、水星はコミュニケーション、思考、学習、そして知識を象徴します。獅子座は創造性、自己表現、そしてリーダーシップを象徴し、第3室はコミュニケーション、思考、学習、そして近所や兄弟姉妹に関連しています。したがって、水星が獅子座の第3室にあるとき、これは創造的なコミュニケーションや自己表現の方法に焦点を当てる可能性があります。

次に、木星は拡大、成長、運、そして哲学を象徴します。牡牛座は安定、耐久性、物質的な価値、そして快楽を象徴し、第11室は友情、集団活動、理想、そして希望に関連しています。したがって、木星が牡牛座の第11室にあるとき、これは友情や集団活動における成長や拡大を示す可能性があります。

これらの天体がスクエアを形成するとき、これは一定の緊張や挑戦を示します。しかし、これはまた、成長と進化の機会も示しています。この配置は、創造的なコミュニケーション(水星)と友情や集団活動の拡大(木星)の間に一定の緊張や対立を示す可能性があります。

具体的には、これは個々のコミュニケーションや自己表現の方法と、より広い社会的なコミュニティや友情との間でバランスを取る必要があることを示しているかもしれません。

牡牛座で第11室の天王星が獅子座で第2室のリリスと、獅子座で第3室の金星とスクエア(90度)

この天体配置は、それぞれの天体と星座のエネルギーが相互作用し、社会全体に影響を与える可能性があります。

まず、天王星は革新、反逆、突然の変化、そして自由を象徴します。牡牛座は安定、耐久性、物質的な価値、そして快楽を象徴し、第11室は友情、集団活動、理想、そして希望に関連しています。したがって、天王星が牡牛座の第11室にあるとき、これは友情や集団活動における革新的な変化や突然の変動を示す可能性があります。

次に、リリスは抑圧された欲望、怒り、そして反逆を象徴します。獅子座は創造性、自己表現、そしてリーダーシップを象徴し、第2室は物質的な価値、自己価値、そして所有物に関連しています。したがって、リリスが獅子座の第2室にあるとき、これは自己表現や物質的な価値に関連する抑圧された欲望や怒りを示す可能性があります。

最後に、金星は愛、美、調和、そして価値を象徴します。金星が獅子座の第3室にあるとき、これはコミュニケーションや学習における愛や美を示す可能性があります。

これらの天体がスクエアを形成するとき、これは一定の緊張や挑戦を示します。しかし、これはまた、成長と進化の機会も示しています。この配置は、革新的な変化(天王星)、抑圧された欲望(リリス)、そして愛と美(金星)の間に一定の緊張や対立を示す可能性があります。

具体的には、これは友情や集団活動の中での革新的な変化と、個々の自己表現や物質的な価値に関する抑圧された欲望、そしてコミュニケーションや学習における愛と美との間でバランスを取る必要があることを示しているかもしれません。

魚座で第10室の海王星がMcとコンジャンクション(0度)

海王星は夢、想像力、霊性、そして混乱を象徴する惑星です。魚座は感情、直感、霊性、そして無意識を象徴する星座で、海王星は魚座の支配惑星です。第10室はキャリア、公的な地位、そして社会的な成功に関連しています。MC(MidheavenまたはMedium Coeli)は天の真ん中とも呼ばれ、キャリアや社会的な地位を象徴する点です。

したがって、海王星が魚座の第10室でMCとコンジャンクション(0度)を形成するとき、これは社会全体に影響を与える可能性があります。特に、公的な地位やキャリアに関連する領域で、霊性、想像力、または混乱が強調される可能性があります。

具体的には、これは社会的な成功や地位が霊性や直感によって形成されるか、またはそれらに影響を受ける可能性を示しているかもしれません。また、特に公的な領域で混乱や不確実性も増加する可能性があります。

魚座で第10室の海王星とMcのコンジャンクションが、蟹座で第1室の太陽と月のコンジャンクションがトライン(120度)

まず、海王星は夢、想像力、霊性、そして混乱を象徴します。魚座は感情、直感、霊性、そして無意識を象徴し、第10室はキャリア、公的な地位、そして社会的な成功に関連しています。MC(MidheavenまたはMedium Coeli)は天の真ん中とも呼ばれ、キャリアや社会的な地位を象徴する点です。

次に、太陽と月がコンジャンクション(0度)を形成するとき、これは新月の状態を示します。新月は新たな始まりを象徴し、新しいサイクルのスタートを意味します。蟹座は家庭、感情、根底の安全感、そして母性を象徴する星座で、第1室は自己、自己表現、自己認識、そして個々のアイデンティティに関連しています。

これらの天体がトライン(120度)を形成するとき、これは一般的に調和と流動性を示します。この配置は、霊性や想像力(海王星)と新たな始まりや自己表現(太陽と月)の間に一定の調和や流動性を示す可能性があります。

具体的には、これは社会的な成功や地位が新たな始まりや自己表現によって形成されるか、またはそれらに影響を受ける可能性を示しているかもしれません。また、霊性や直感が個々のアイデンティティや自己表現に流れ込む可能性もあります。

今回は大体以上です。