2月6日は獅子座の満月です。

2月6日午前3時29分、獅子座の16度で満月となります。

いつものように獅子座16度のサビアン・シンボルを見てみましょう。

獅子座16度のサビアン・シンボル

獅子座16度のサビアン・シンボルは、「嵐が止み、自然のすべてが輝くばかりの陽光に歓喜する」です。

「魂の夜」、とか、「魂の暗い夜」という言葉があります。これは、全てに失望した、失意の感情の時を表し言葉です。こういう感情は、どんなに優れた人も経験し、どんなことをしていても経験の経過として必ず通過します。自分のしていることが全部間違っていると感じるのです。しかし、必ず、時の経過とともに、この状態を抜けて、精神がリフレッシュされ、この経験は意味あることだった、と確信できるようになります。このような経験を通じて、人間の生き方の可能性を理解できるようになります。魂の復活に関するシンボルです。立春のこの時期にふさわしいサビアン・シンボルであると言って良いでしょう。

星々の配置から読み取れること

太陽、月、天王星がTスクエア(90度、180度)

まず、財政、国民の懐事情を表す第2室の太陽と、投資や未来、子供を表す第5室の天王星が、不調和な座相をとっています。子供手当ての拡充などの少子化対策について、財政上の問題が生じる暗示だと思います。子供手当に所得制限を設けない、N分N乗などの税制上の優遇措置を設けるとしていますが、うまくいかないのではないかと思います。国民のニーズと政治との間に乖離があるように思います。

また、いつものことですが、不動宮である水瓶座と牡牛座の太陽と天王星のスクエアなので、地震の警告とも受け取れます。水、食料、電源などの備蓄を怠りありませんようにお願いします。

そして、社会保障や金融政策を表す第8室の月と財政を表す第2室の太陽が、オポジション(120度)の不調和な座相をとっています。黒田総裁も交代となり、金融政策が節目の時期に来ていることは明らかです。日本も出口を探っていかないわけにはいかなくなってきています。今後の日銀の政策は出口戦略となるでしょうが、困難を伴うものになるでしょう。匙加減一つで景気が一気に冷え込んでしまう可能性もあります。

投資や未來を表す第5室の天王星と、社会保障や金融政策を表す第8室の月がスクエア(90度)を作っています。これが第2室の財政の太陽とも相俟って、社会保障関係にも黒い影を落とすように思えます。例えば防衛費増額などの政策が社会保障関係費にも将来にわたって悪影響を及ぼすのではないかとも思えます。

金星と火星がスクエア(90度)

メディア、教育、運輸、通信、交易、交流などを表す第3室にある、金融や経済を表す金星と、国民の健康、雇用、職場の労働環境などを表す第6室にある、争いや不和の星、火星とが、不調和な座相をとっています。コロナの水際対策の大幅な緩和によって、XBB1.5などの新種の変異ウィルスが国内に流入して蔓延し、国民の健康に影響を及ぼす可能性が今更ながらに危惧されます。我々は、感染対策を、個人レベルで、一層強化する必要があるように思います。

リリスとドラゴンヘッドがスクエア(90度)、リリスと冥王星がオポジション(180度)

金融、国際金融関係を表す第8室の、ドス黒い欲望、秘密、陰謀を表すリリスと、不動産などを表す第4室の、カルマを表すドラゴンヘッドが、不調和な座相をとっています。これは、国際金融資本の日本不動産の買い漁りを表しているのかもしれません。中国資本も同様です。どこまでも続く戦後レジームの延長線上にあるのは、日本の国土の支配なのかもしれません。我々日本人の国土が、外国人のものになってしまう、これは、静かなる侵略です。

この動きに呼応するように、日本の国家、国民を表す第1室の、アンダーグラウンドを表す冥王星と、リリスがオポジション(180度)です。アンダーグラウンドとは、ダークウェブや闇組織とも連携している、あるいは、バックアップしているような印象を受けます。日本を内部から腐らせていく、そんな結果になるのではないかと危惧しています。

木星と火星がセクスタイル(60度)、木星とリリスがトライン(120度)

一方、メディア、教育、運輸、通信、交易、交流などを表す第3室にある、拡大、発展の星、木星と、健康や雇用、職場環境を表す第6室にある、バイタリティ、エネルギーを表す火星とが調和的な座相をとっています。経済が再開したので、国際的な交流や物流も活発になってきていることを表しています。健康には懸念はありますが、経済が今後止まることは考えられず、国民の雇用環境も少しは上向いてくることが考えられます。一部では賃上げも実施されるでしょう。これによる乗数効果もあるかもしれません。

メディアや通信を表す第3室の、拡大、発展の星、木星と、金融、国際金融関係を表す第8室の、ドス黒い欲望、秘密、陰謀を表すリリスとが、調和的な座相をとっています。もしかすると、ウィキリークスなどによる、国際金融エリートに関する秘密の暴露などが起きる可能性があります。また、GAFAMなどのIT系の大企業に対する規制も強化されてきています。競争原理が復活して、新しい情報通信サービス、CHAT GPTなどのオープンソースAIのサービスもさらに盛んになってくるかもしれません。

今回は、ざっと、以上です。