クレイグ・ハミルトン・パーカー 2021年予言その3〜アメリカ、ヨーロッパ、インド、中東編(1)

クレイグ・ハミルトン・パーカーさんの2021年予言の今回はパート3です。 今回は、アメリカ、ヨーロッパ、インド、中東についてです。

欧米の経済について

アメリカとヨーロッパの経済を見てみると、2021年は両方とも深刻な状況だということが見える。

それらが、他の世界中の経済を引き摺り下ろす。多分中国はそれほどでもない。

現在ブレグジットについて議論が続いているが、すでに予言したように、ハードブレグジットになる。ヨーロッパには潜在的な結果がたくさんあるが、それが次第に明らかになってくる。長い目で見ると、ヨーロッパは2つに分裂するだろう。ドイツ連合的なものとフランス的領域である。ブレグジット後、ヨーロッパは結局完全に分裂するが、それは悪い事ではないと思う。ヨーロッパはそれによりもっと繁栄できると思う。将来、ユーロが廃れて、ドイツマルクが再び現れる。いずれにしても、コロナの影響で、経済的な困難がしばらくは続くだろう。

インドについて

大きな困難がインドにあるだろう。結局はインドはとても力強い国に成長するが、産みの苦しみを経験するだろう。2021年は、かなり困難な年になるだろう。しかし、何年かしたら、中国を超えるだろう。我々はカリユガと呼ばれる期間に入っているが、かなりしばしば、困難な期間だと言われているものであり、それに対処しなければならない。

もっと小さな国々は、さらに無政府状態のようになり、困難を経験するだろう。

世界は、不幸なことに、もっと悪くなるが、進歩するために必要なプロセスである。

結局、グローバル化は後退するだろう。人々は、さらに自国に興味を持ち、結局、世界は分散化していくだろう。よって、小さいということがより重要になってくる。大きな組織は重要でなくなってくる。より遠い将来には、人々は、巨大な組織や国家よりも、小さな農場のようなものに基礎をおくようになるだろう。

食料不足やホームレス状態

とにかく2021年は、一般的に言って、かなり厳しい年になるだろう。食糧不足、ホームレス状態が世界中で大きな問題となるだろう。政治的なものが原因なだけではなく、食糧不足、失業、自殺などによる社会不安があるだろう。我々はお互いに助け合わなければならない。しかし、我々はこれらのことはすべて変えられるということを覚えておいて欲しい。各個人の慈善的行為で世界は変えられるのである。

イスラエルとイランの危険な対立

2021年の最も危険な対立は、イスラエルとイランの対立である。これは、去年もまた、数年前にロシアのテレビでも言った。アメリカは、外交関係を再度樹立するために、イランへの厳しい制裁をこれからやめるつもりだが、これは、非常に破壊的なことで、問題を引き起こすと思う。通常のイスラム教徒のイラン人たちは、狂信主義者な、西洋に敵対的なイラン人でなくても、経済制裁は、全てのイラン人に影響を与えているとしても、多分十分ではない。制裁解除はイラン人の蜂起を意味し、国内の社会不安を抑えるために外部に敵を必要とするので、イスラエルを攻撃するだろう。そして、また、イスラエルは、イランの核施設を攻撃するだろう。それは2021年だろう。外交努力は失敗する。また、サウジアラビアは、密かにイスラエルを援助している。これが多分明らかになる。サウジアラビアとイスラエルの同盟は、2021年のとても早い時期に明らかになるだろう。トランプが権力を失う前に起きる可能性さえある。

まだ途中なのですが、今日は時間切れです。続きは、また後日です。

この後は、アメリカやフランスで起きるテロについて続きます。