
前回の占いでは、5月、6月頃、下火になるが、油断しない方がいい、という結論だった、この新型コロナ肺炎の終息問題ですが、新たに、易をたててみました。
結果としては、完全終息は難しい、と出ました。
今回も、官鬼を用神(主に吉凶を判断する材料に見る要素)とします。
7月は、用神の官鬼申金は、月建の未により生となるため勢いが強くなり、忌神は、月建の未と合となりますが、空亡しているので、用神を抑えることができません。よって、病気の勢いは強くなると言えます。また、忌神の子孫午火は、月建から休囚されますので、勢いは弱いままです。よって、病気の勢いは衰えません。
8月は、用神の官鬼申金と月建の申が併となり、勢いがさらに増します。そして、忌神は、空亡は明けますが、月建から休囚となりますので、勢いは弱く、官鬼を抑えることができません。よって、さらに病気の勢いが強くなるように思います。
9月は、月建が酉ですので、官鬼申金と比和になり、引き続き勢いは強いです。忌神は、月建から休囚されますので、勢いは弱いままです。よって、病気の勢いは強いままです。
10月は、月建が戌となり、官鬼申金は、生で、勢いが相変わらず、強いです。忌神は、月建からさらに休囚されますので、官鬼を抑えられません。病気の勢いは衰えません。
11月は、月建は亥となります。この頃、ようやく、官鬼の勢いが衰えてきます。また、忌神の子孫午火は、勢いがまだ弱いですが、仇神の兄弟寅木が月建と合になりますので、忌神を助けます。原神も休囚しているので、病気の勢いは少し弱まってくるかもしれません。おまけに、経済を表す妻財のひとつの辰土が朋冲となり、勢いが弱まります。もしかすると、また経済がストップする、緊急事態宣言が再び発せられる可能性もあります。これは、裏卦身の父母亥水と月建が同じになる(値を得ると言います)ので、重要な変化がある暗示です。
12月は、月建は、子となります。用神は、休囚していて勢いがないです。しかし、忌神が月建から冲されるので、用神に攻撃する力が弱まりますので、11月から比べると、また少し、病気が流行るかもしれません。
6ヶ月先までの見通しは、コロナの収束は、やはり、かなり厳しいという見立てになります。
ただ、この病気の勢いというのは、経済が動いていて感染が収まらない側面もあり相対的なものです。ですので、徒に怖がるのではなく、三密を避ける、手洗いうがいを励行する、などの自衛をしっかりと行うことが大切であることはいうまでもありません。
ワクチンの開発の見通しは、子孫午火が強くなるときが開発される時期なのですが、来年の2月になって寅が月建となり、やっと子孫午火が強くなってくるので、ワクチンは2月以降となる可能性があります。
ということで、完全終息は、当分の間は難しい、という結論になります。
新型コロナ肺炎流行の行方についての占い結果を拝見しました。6月になって、国や自治体は「経済」を優先する姿勢を打ち出しているので、メディアもその方向の報道や多いように感じていました。東京都は特に、オリンピックの開催を前提に検査数や感染者数の正確なデータを出し渋っていた時期の状況と似ているように思います。
東京アラートの基準も変えてしまうような様相なので、「人命優先」はいつのまにか後回しになっているのでしょうか。少し流行が抑えられている時期に入っているのかと思いきや、テイジンさんの占いの結果のように人が動けば、ウイルスも感染の機会が増えるわけで、夏場もまだ流行の勢いが衰えないという予測は納得できます。
本当の第二波は秋以降にやってくるのではないかという予測をよく聞いていただけに今回の占いの結果に油断は禁物という自衛の心構えと秋以降、スペイン風邪の時と同じように毒性の強くなったウイルスの流行も念頭にできる範囲で備えていく必要性を感じました。
高野さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
おっしゃる通りです。
経済やイベント優先で、メディアや政治が動いてきたように思えます。
これから、第一派が終息しないまま、第二波がやってくるかもしれません。
そして、この第2波は、毒性が強くなった新種の株がまた流行るのかもしれません。
でも、私たちは出来る限りの自衛をしていく以外にないですね。
そして、出来る限りの備え、例えば、備蓄なども気をつけていきたいですね。
11月以降の予測は、どうも、チグハグというか矛盾がありますね。易の有効期限を過ぎている印象ですので、明日、新しいのをアップします。