
ウォシャウスキー兄弟(今は姉妹)による荒唐無稽なSF映画です。これ自体は、アクション活劇として十分楽しめるのです。
しかし、荒唐無稽であるとしか思えないこの映画の内容のどこかに真実が隠されている、と噂の映画でもあるそうです。
それは、どの部分か、私なりに考えてみました。
以下この映画のネタバレになります。
この映画の中で、高度に進化した人間型宇宙人が、地球人の遺伝子資源を「収穫」として、我々の知らないうちに収奪してそれを精製し彼らが十万年以上も生き続けるための秘薬としている、という部分があります。「収穫」がどのように行われるかは映画の中では描かれていないのでよくわかりません。
しかし、UFOにアブダクションされた人々の事件について、宇宙人が、地球人の遺伝子を研究していて、そのサンプルを収集している、特定の遺伝子をもった地球人を定期的にアブダクションして経過観察を続けている、宇宙人と地球人のハイブリッドを生み出そうとしている、などの見解と重なるように思います。
これは、事実であって、人類は遺伝子資源として利用されているという見解はとても説得力があります。宇宙人が地球に侵略してこないのは、すでに地球人が資源として管理されているからだ、すでに支配されているからだ、という結論になりますね。
この映画の中には、まだまだ隠されている秘密がたくさんあると思います。
機会があったらご覧になってみてください。