
超越瞑想法を学んだ時、指導者からアーユルヴェーダ、つまり、インド伝統医学による健康法の超基礎を学びました。
それは、アーユルヴェーダによる、「お湯」の沸かし方です。お茶やコーヒーなどに使うお湯の沸かし方です。「白湯」としてそのまま飲んでも良いです。
新型コロナウィルスに効く、かどうかはわかりませんが、習慣的にこのお湯の沸かし方でお茶を飲むと体に良いような気がします。
沸かし方ですが、他のサイトでは、ただ沸かし続ける、みたいな書き方をしているものも散見されますが、私が教わったのは違います。
1.やかんとか容器にお水を入れる
2.蓋をしないで火にかける
3.グツグツと沸騰させてはいけません。
4.少しずつプク〜っと泡が出てくるくらいに火加減を調節
5.このようにしながら5分〜20分くらい火にかける
6.火をかけている時、あわせて換気扇をつける
以上。
アーユルヴェーダでは、「火」、「水」、「風」という自然の要素を大事にします。このバランスが取れていると、人間は健康でいられるという考えです。
お湯を沸かす時、この3つのバランスを取りながら沸かす、ということです。「火」、「水」の他に、「風」の要素をお湯に入れる必要があります。蓋を取って、換気扇をつけるのは、「風」の要素をお湯に入れるためです。グツグツ煮立たせないのは、「火」の要素を強くさせないためです。
5分〜20分と言ってますが、指導者によると、5分くらいでもいいそうです。私が、作るときは、プク〜っと泡が出てきてから、5分ちょっとですね。
このようにして作った「お湯」をそのまま飲んでも良いですし、お茶やコーヒーを入れても良いです。熱々よりも、少し冷めて飲みやすくなった時(60度前後)に飲むのがいいそうです。
ただし、アーユルヴェーダ的に、禁忌というか、やってはいけないことが一つあります。沸かしたお湯が冷めても、決して沸かし直してはいけない、ということです。よく沸かして冷めた状態でやかんに残っていたお湯を、もう一度火にかけることがありますよね。アーユルヴェーダ的には、ダメだそうです。「火」「水」「風」のバランスが取れていたものが、そのバランスを崩すということなのでしょう。
このアーユルヴェーダ式の沸かし湯は、冷え性、肌荒れ、ダイエット、肩こり、気鬱にも効くそうです。万病にきくし、病気予防に効果的だそうです。習慣的に飲んでいれば、風邪も引かない体に免疫力がアップすると指導者は言っていました。
これを書いている私がいうのも何ですが、普段、お湯を沸かして、お茶などを飲んでいますが、まあ病気らしい病気はしていないです。
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