低温調理でロースト・ビーフを作る

低温調理器というガジェットがあるのですが、最近思い切って手に入れました。これで何を作るかというと、やはり、ロースト・ビーフです。

けっこう大きな箱で届きました。

これを開けると…

思ったよりもデカいです。それに、説明書を読むと、深さが20センチ以上、直径が20センチ以上の耐熱容器が必要なことがわかりました。

耐熱容器でそんなに大きなものはなく、深さ20センチ以上の鍋も、我が家にはなかったので、新たに寸胴鍋を購入しました。

そもそも低温調理というのはどうやるかというと、容器にお湯を張って、一定の温度を保ちつつ比較的長時間茹でるという感じの調理法です。

ぬるめのお湯の中で茹でるのですが、ポリエチレンの専用の袋に入れて真空パックのようにして、お湯の中に投入するのです。

お肉に塩胡椒をして、専用の袋に入れます。このカイハウスの調理器には、真空パックにするシーラーもついています。それゆえ他の低温調理器よりも少し値段が高いのです。

シーラーも初めてやってみましたが、もっと空気が抜けてないとダメだと思います。もっと練習するしかないのでしょう。もっと真空に近い状態にしたほうが、熱が満遍なく伝わるのです。

これを、適温になったお湯の中に入れます。

説明書に付いていたレシピ集では、350グラムの肉の塊をローストビーフにする例しか載っておらず、58度で50分とありました。

私が調理したお肉は塊2つで500グラムあります。そういえば、熱量=温度×時間と、中学の理科の時間に教わりました。ですから、58×50÷350×500≒71分という計算になります。ちょっと多めの75分にセットして、調理開始です。

あとは75分が経つのを待つのみ。

アラームが鳴って、調理終了となりました。袋から取り出して、肉の内部の温度を測ると、約57度でした。

このままでも食べられますが、私は香ばしい焼き目があったほうが好きなので、フライパンにバターを溶かし入れて、外側に軽く焦げ目がつく程度に焼きます。この間も肉の内部温度を測りつつ焼きます。だいたい内部温度は59度弱くらいでした。片面1〜2分ずつ焼き、火を止めて取り出し、冷まします。出来たら冷蔵庫とかに入れたほうがいいと思います。そうしないと余熱で火が中に入ってしまいます。

なるべく薄く切って皿にのせれば、ローストビーフの出来上がりです。

まあ、初めてにしては赦せる範囲の出来上がりかな、と思います。よく通販で買うローストビーフよりもジューシーでした。

使ったお肉はアメリカ牛の肩ロースです。もっと柔らかくとろけるようなローストビーフがお好みなら、霜降りの和牛など肉をもっといいものに替えればいいでしょう。

また、香味野菜、ニンジンとか玉ねぎ、セロリの葉やローリエ、ローズマリーを入れるのもいいでしょう。今度はそうしてみようと思います。

まあ、こんなのでも、家人と美味しいワインも一緒に楽しく食べることができました。

今度、義父が来たら、もっといい肉で作って、料理自慢しようと思います。