ヌーヴォーじゃないけど・・・

ボージョレー ヌーボー 解禁で、ワイン業界は、コロナ禍の下でも、けっこうお祭り騒ぎ。

でも、ボージョレ― ヌーボーって本当においしいの?

僕もけっこういろいろ飲んできましたが、「あ~おいしいなあ~!!!」というのは あんまりないんです。

仮においしくても、コスパが悪かったり・・・・。

でも、これで、ボージョレ―嫌いにならないでください。

ボージョレ―には、ヌーボーでなければ、美味しいのもあるんです。

それもそのはず、ロマネ・コンティを始めとする正真正銘ブルゴーニュワインの産地 なんですから。

おいしいワインのうちのひとつが、これ↓


その名も、ムーラン・ナ・ヴァン・クロ・ド・ラ・トゥール2010

これは、有名な醸造家、ヴァンサン・ジラルダンさんによるものです。

ヴァンサン・ジラルダンさんはサントネのワイナリーを父から1982年に譲り受け それから20年後、2002年にムルソーに移転しました。

その間1995年には自社畑だけでなくネゴシアンビジネスも始めました。

ドメーヌとしてもネゴシアンとしてもその評価は高く、 特にあのロバート・パーカーさんは次のようにべたほめしています。

『私はこれほど手頃な価格で、幅広く傑出したワインを届けることの出来る生産者 やネゴシアンをほかには知らない。 ジラルダンはまた、ジュヴレ=シャンベルタンの ベルナール・デュガと同じように、 自分のワインの品質をさらによくするために熱心 に働いている。 しかも、ジラルダンと妻のヴェロニクは非常に若いので、私たちは、 このドメーヌとネゴシアンがつくり出す崇高なワインを、あと何年にもわたって楽しみ にすることができる。 もし読者がブルゴーニュの赤を愛するのであれば、のんびりと歩いている場合ではない。 走ってワイン商のもとに駆けつけ、この目もくらむばかりのワインを購入しよう』

いかがです?

これを飲んで頂けば、ボージョレ―の底力が解って頂けるはず。