
スペインのバレンシアというスペイン第3の都市のとある病院で目覚めた男がいました。
彼は、ハビエルと名乗っています。
彼は、動画を投稿して自分の身に起きたことを説明します。
現在は、YouTubeにアカウントを作って同様の動画をアップしています。
TikTokのオリジナルアカウントは、こちら です。
彼の説明の概要は以下の通りです。
病院で目覚めたら、誰もいない。街を歩いても人はおろか動物さえもいない。
どうなってしまっているんだ。アレクサに尋ねると、今は2027年だという。
自分は未来に来てしまったのか、どうしても2021年に帰りたい。
どうか、これを見ている人の中で、2021年に帰る方法を知っている人がいたら教えて欲しい。
彼は、最初は、相手にされませんでしたが、無人の警察署に入って、パトカーにまで勝手に乗り込んでエンジンをかけたりしています。勝手に無人のスーパーマーケットやマクドナルドに入っていきます。
無人の空港、無人の地下鉄の駅、また無人のスタジアムに行き、関係者しか入れない地元チームのロッカールームに入ったり、また無人の宝石店に入って、金の延棒を盗んだり、無人のリーバイスのお店にいって、新しい服を勝手に着て帰ってきたり、しています。
すると、彼は、ある実験のことを知ります。自分は、JESP8827という実験に参加していたということがわかったというのです。2027年と2021年をつなぐタイムトンネルのようなものを構築する実験らしいのですが、運悪く実験が失敗して、パラレルワールド、人や動物がいないパラレルワールドに自分は送られてしまったらしい、というのです。
これは本物だろうか、と、ちょっとした話題になったそうです。
日本のユーチューバーの人も話題に取り上げています。例えば、これです。
海外では、これはFAKEだろうというのが、一般的な意見のようです。
バレンシア政府などが全面協力して、観光誘致のためのプロジェクトじゃないか、ということです。ロックダウン中の街を撮影して、一般の人が入れないようなところは、政府が全面協力して撮影したのでしょう。
それに、映像に、やはり、不審な点が多いのです。それを指摘しているのが例えば以下の動画です。字幕付きの英語読み上げなので、解りやすいと思います。パート4までありますが、今回はパート1だけ貼っておきます。
これを見ると、まだ疑問点は残るものの、残念ながらやはりFAKEだろうと思います。
それにしても、バレンシア州政府・全面協力の観光キャンペーンだとしたら、とても面白いことを思いつきましたね。
グラナダのアルハンブラ(ただしここはアンダルシア州)のビデオもあって、観光客でごった返していたのを思い出し、懐かしく見ました。
日本も同じことをやったら面白いと思いました。