不思議な映画3選(6)〜海外ドラマ編

今回は、超常現象などをテーマにした、海外ドラマを3つご紹介します。

Xファイル

1993年のシーズン1から、2018年のシーズン11まで、25年も続いている超人気テレビシリーズですね。まだ終わっていないですから、これからさらに続編が作られていく可能性は大いにあります。

各シーズンのエピソードなど、このブログをご覧になっている皆さんの方が詳しいかもしれません。

FBIのモルダーとスカリーのコンビが、様々な不思議な事件を解決していく中で、宇宙人、陰謀論などのグランド・ストーリーが織り込まれていく壮大な物語ですよね。

脚本ももちろん、登場人物のキャラクターがしっかりしていることや演じている俳優さんが素晴らしいので見ていてその世界に引き込まれていく感覚がとても心地よいです。

しかし、とても一言では言い尽くせない凄いドラマですね。

シーズン1から順に見ていくとまた味わい深いかもしれません。

フリンジ

アメリカでは、2008年から2013年まで放送されたテレビシリーズで、シーズン1からシーズン5まで、全100話で完結しています。

主人公は、オリビア・ダナムというFBIの捜査官と、ピーター・ビショップ、ウォルター・ビショップ博士の父子、アストリッド捜査官、ブロイルズ捜査官の「フリンジ・チーム」が、様々な異常な事件の解決をしていく、という、Xファイルと同じドラマ形式となっています。

個々の事件の背後には、「パターン」という、パラレルワールドからの侵略計画があり、それは、ビショップ博士が、パラレルワールドにいたもう一人の息子を、幼い頃、こちらの世界に連れてきてしまったことに原因することが明らかになってきます。

ただ、シーズンの最後の方になると、唐突に、「監視人」と呼ばれる未来人との戦いになり、少し残念な展開になっています。これは視聴率の低迷から次シーズンを続けられるかわからない状況で、制作者の表現したい世界を可能な限り描いていこうとした結果ではないかと思います。

私自身は、このドラマが大好きなので、全シーズンのボックスを買って、もう3回くらい全編通して見ています。

Fringe

プロジェクト・ブルーブック

1952年から1969年まで、12000件以上のUFO目撃事件を空軍が調査したコードネームを「プロジェクト・ブルーブック」と言います。

この調査を担当したのが、J・アレン・ハイネック博士でした。彼は、UFO学の創始者で、UFOとの遭遇を第1種〜第3種まで考案したことでも有名です。映画「未知との遭遇」は、原題を「第3種接近遭遇(Close Encounters of the Third Kind)」と言って、ハイネック博士も脚本の制作に参加し、自らも映画にカメオ出演しています。

このハイネック博士の担当した「プロジェクト・ブルーブック」をもとにした、テレビドラマシリーズが、「ヒストリーチャンネル」というイギリスのケーブルテレビのチャンネルで放送されています。監督は、あの「バック・トゥー・ザ・フューチャー」のロバート・ゼメキス、ハイネック博士を演じるのは、「ボヘミアン・ラプソディ」にもクイーンのマネージャー役で出演していた、エイダン・ギレンという役者さんです。

現在セカンドシーズンが放映中で、そのテーマは、なんとあの、「ロズウェル事件」です。マイケル・クイン大尉と共に、事件の真相に迫っていきます。

これはUFOファンなら必見のドラマですね。視聴にはケーブルテレビの契約が必要ですが、見る価値はあると思います。ヒストリーチャンネルは、「古代の宇宙人」や、UFOに関した番組をたくさんやっています。

シーズン1の第1話だけはYouTubeでタダで見られます。

ヒストリーチャンネル・プロジェクト・ブルーブック