高校生の頃見た予知夢について

私は、今まで、予知夢と言えるものをよく見てきました。その中で、極めて個人的ですが、印象的な予知夢をひとつご紹介します。

高校生の頃だったと思います。こんな夢を見ました。

大勢の人々が正装をして、ロビーのようなところに集まっています。みんな思い思いに談笑して、ニコニコしています。私は、名前を呼ばれます。友達か親族か、分かりませんが、そんな関係の人が、私を呼んでいるのが分かりました。

名前を呼ばれた方にいくと、楽屋の控室のようなところで、見知らぬ女性が、人々に囲まれて座っています。白い衣装に、黒い地の非常に鮮やかな錦のような羽織りを着て、文金高島田の格好で、花嫁さんだと分かりました。

周りの人と話をしているのですが、頭をちょっと傾けて、伏し目がちで、恥ずかしいような、困ったような表情をしていました。

知らない女性ですが、どこか懐かしいような、不思議な感じがしました。その頃、ガールフレンドのような人はいましたが、明らかに、その人ではありませんでした。

誰なんだろう?そんな風にしばらく気になっていました。でも、私は、自分の結婚式ではないと思っていました。なぜなら、神式の結婚式は絶対しないだろうと思っていたからです。自分の花嫁さんは、ウェディングドレスで、教会で結婚式を挙げるものだと言う、ある種のステレオタイプがあったからです。

高校生から大学生になって、知り合った女性のどの人とも違うので、やっぱり、あの夢の人は、誰かのお嫁さんなんだろうなあ、と思っていました。そして、友人や親族、職場の同僚の結婚式に参列しましたが、どの人とも違っていました。

そして、縁あって、私も、結婚式を挙げる時がきました。結婚式当日、嫁の準備ができたと言うので、見にいくと、高校生の頃の夢の通りの衣装で、文金高島田の女性が、やはり、人々に囲まれて、首をちょっと傾けて、伏し目がちに、恥ずかしいような、困ったような表情で、座っていました。

大人になって、西洋式の結婚式の方はこっぱずかしいというか、なんとなく違和感がありましたので、神式にしてしまいました。その時から、少し予感はありました。そして、結婚式の打ち合わせや衣装合わせなどはありましたが、具体的な衣装とかは、当日まで、私は見ていませんでしたので、夢の中と同じ衣装、同じ髪型、そして、見ている視点や、嫁の表情まで、まさしく、ぴったり同じで驚きました。はっきり言って、嫁のああいう表情は、今まで見たことがなかったので、そうとはそれまで気付きませんでした。

ということで、高校生の時に見た結婚式の夢は、自分の結婚式の夢で、見知らぬ花嫁は、私の妻だった、というお話でした。

それにしても、予知夢は趣深いですね。けっこう予知夢見ています。また、予知夢というのは、突然やってくるので困ってしまいます。

まだまだ予知夢見ていますので、お話をしていきたいと思います。