12月15日は射手座の新月です。

12月15日午前1時17分、射手座の23度で新月となります。

まず、いつものように射手座の23度のサビアンシンボルを見てみましょう。

こちらから引用させて頂きました

すなわち、新しい環境に順応していく必要性と、その能力が私たちにある、ということを示しています。
これから、私たちが経験したことのない環境に突入すること、そして、その環境に私たちはきっと順応できる、という意味です。
では、どんな環境の変化がこれから待っているのか、チャートを見てみます。
まず、目を引くのは、太陽、月、水星が合(0度)で、その星団が、火星とトライン(120度)である、ということです。
太陽、月、水星は第3室、火星は、第7室にあります。第3室は、地域社会を、第7室は、個人間の社会的関係を表します。
地域社会の個人間の連帯が強くなるような事態になる、ということかもしれません。地域社会では、通常、顔馴染み、幼馴染み、など、もともと個人間の結びつきは強いものですが、それが社会的関係を持つような事態になるということでしょう。すなわち、地域社会の人々が、社会的関係をもたざるを得ない、助け合わないといけない事態になる、という暗示かもしれません。それは、現下のコロナ禍のせいかもしれませんし、災害のためかもしれません。
この暗示は、第9室のドラゴンヘッド(ヘッドフォンのような形のもの)と、上記の太陽、月、水星、火星がそれぞれ座相を作っていることからも伺えます。つまり、ドラゴンヘッドは、カルマ、運命を表します。第9室は、第3室の対極、遠くの場所、世界を表します。海外からもたらされるものが関係しています。これは運命的なもの、カルマから生まれるものかもしれません。新たなコロナウィルスかもしれませんし、遠くで起きた地震などの災害の影響があるのかもしれませんし、とにかく、地域社会に本来はないものです。
これがきっかけとなって、地域社会の連帯が強まる、助け合って生きていく、「遠くの親戚よりも近くの他人」の方が頼りになる、こういうことの暗示かもしれません。
ただ、太陽、月、水星の星団と、ドラゴンヘッドの180度の座相と、海王星が、90度をとっているのが気になります。これは、Tスクエアです。解決が困難な問題、身動きが取れない、二進も三進も行かない、こんな事態にならないように祈ります。海王星はギリギリ第5室ですが、第6室も関係していそうです。雇用や経済を守るためのGOTOキャンペーンが思い浮かびます。海王星は、伝染病の蔓延なども暗示しますので、GOTOを続けることで日本中にコロナが拡散してひどいことになる、というような事態にもなりかねません。
海王星は、欺瞞、詐欺、無知蒙昧、自信のなさ、無為無策なども表し、現政権そのものかもしれません。こういう政府をもった国民は不幸です。我々は、地域社会で連帯して、この難局を乗り越えていかなければならないかもしれません。
これから年末にかけて、火星が天王星の方に近づくと同時に、家庭を表す第4室の冥王星、土星、木星とスクエア(90度)を作っていきます。突発的なこと、予想外のこと、これが家庭に影響を及ぼす可能性があります。地震などの災害、コロナの爆発的流行、などが家庭を直撃する可能性もあります。どうぞ、備えを怠らないようにお願いします。食料や生活必需品の不足も招きかねません。今のうちに備蓄も合わせてしていきましょう。
ロックダウンなどが行われる可能性もあります。ロックダウンの発表だけで、スーパーは大混雑し、すぐに商品は売り切れ、ネット注文もままならない事態になりますので、今のうちにどうか不足しているものを買い足しておいて下さい。
もちろん、徒に不安を煽っているわけではありません。備えは常にしておきましょう、という注意喚起を促すためですので、どうぞ、ご容赦ください。
ちょっと良い話題も付け加えておきますね。収入や経済を表す第2室の金星と家庭を表す第4室の冥王星、土星、木星がセクスタイル(60度)をとっていますので、経済的援助が家庭にもたらされる可能性もあります。困った時に何か援助があるかもしれません。去年の特別給付金のようなものかもしれません。