11月15日は、蠍座の新月です。

11月15日14時8分、蠍座の23度で、新月となります。

いつものように、蠍座の23度のサビアンシンボルをみてみます。蠍座の23度のサビアンシンボルは、「妖精に変容するウサギ」です。野生の生命力が純粋な自然の精神に昇華する、そのような意味です。自然の力は、時に恐ろしいものになり得ます。しかし、この恐ろしいと言うのは、人間にとって「恐ろしいもの」であるだけで、宇宙全体からすれば、善悪はありません。自然のエネルギーです。野生の動物の生命力も同様で、人間に害を及ぼすものを単純に「悪」とするのは人間が自然から遠く離れてしまった結果なのかもしれません。

今回、蠍座の23度で新月になるのは、人間に害悪を及ぼす自然のエネルギーが純粋な自然の精神に昇華する、そういうことがこれから起きる、ということを表しているのかもしれません。具体的には、やはり、地震ですね。地震は自然のエネルギーの発散というか発現ですが、それは、自然のエネルギーが純粋な精神に変わる現象なのかもしれません。

では次に、星の配置から顕著に読み取れることを書いていきます。まず、天王星と水星が180度の角度を作っています。水星は、商業、通信、運輸などを表します。天王星は、ITやAIなどの科学技術、革命、革新、発明、突発的な出来事などを表します。商業、通信、運輸などの分野で、やはり何らかのトラブルが生じることが考えられます。第7室に水星がありますので、契約、パートナーシップなどの面が関係してきます。インターネットのトラブル、インターネット契約、取引に通信障害が発生したり、システム障害で、運輸などに障害が出る恐れもあります。

新月を作っている太陽と月が、冥王星、土星、木星の星団と60度の角度を作っています。吉の角度ですが、吉と出ない場合もあります。この3つの星団が山羊座にあり、大地を動かそうとしているのかもしれません。月が山羊座にあって、この3つの星団と合(0度)になるときは注意です。それは、11/18〜20ごろです。大地が動く、地震です。水辺の地域にお住まいの方、津波にくれぐれもご注意ください。