1月13日は山羊座の新月です。

1月13日午後2時1分、山羊座の23度で新月となります。

いつものようにサビアンシンボルから見てみましょう。山羊座の23度は、「戦闘での勇敢な行為によって2つの賞を与えられる戦士」というシンボルが与えられています。

私たちが直面している戦闘とは、新型コロナウィルスとの戦闘でしょう。勇敢な行為によって賞を与えられるのは、医療従事者、スーパーや商店の従業員の方々、清掃業務などをなさっていらっしゃる方々などエッセンシャルワーカーのみなさんでしょう。まだまだ戦闘は終わりそうもありませんが、ここで賞が与えられて当然です。

チャートをみてみると、太陽と月そして冥王星が海王星とセクスタイル(60度)を作っています。海王星は夢や希望を表す一方で、海難事故、液体やアルコールに関する事件、事故にも注意です。冥王星は、重い火のつきにくいエネルギーを持っていますが、ひとたび火がつくと、核エネルギーのような爆発的なエネルギーを放出します。これからの期間、一応注意しましょう。

また、木星と土星、水星が火星、天王星とスクエア(90度)の凶角を作っています。火星、天王星は、争い、爆発、戦争、暴動、内乱、衝突などと縁があります。これと物事を増幅、膨張させる木星、制限、収縮、試練などを与える土星、商業や通信を表す水星が凶角を作っているということは、なんらかの争いや衝突、暴動、内乱のために、経済が悪化する、という意味かも知れませんね。ただ、金星が火星や天王星とトライン(120度)を作っていますので、試練の後に、平和が訪れる暗示もあります。

そして、上昇点にドラゴンヘッドがあります。ドラゴンヘッドの位置は、双子座の19度です。このサビアンシンボルは、「巨大な古代の書物が伝統的な叡智を開示する」です。ドラゴンヘッドはカルマを表すこともあるので、人類のカルマに関して、古くからの伝承や言い伝え、ヴェーダのような古代の叡智が、現代社会の閉塞状態を打開する道を教えてくれる、というようなこともあるかも知れませんね。今は、トンネルの向こうにほんの小さな光の点が見えてくる、そんな時かも知れません。