菅首相になったら、日本経済は良くなるのか?について占ってみました。

菅官房長官の次期総理就任はほぼ確実なので、少し気が早いですが、菅首相になったら、日本経済は良くなるのかについて、占ってみましたので、その結果を、お知らせします。

まず、出た卦は、「雷沢帰妹」でした。この卦自体、あんまり良くない卦で、「少女の偉すぎる人との結婚」に例えられます。菅さんには、首相の任は重すぎるようです。

詳しく六爻易でみてみましょう。

まず、経済は、「妻財」という星でみます(用神)。この妻財は、月の干支(月建と言います)から、剋されていて、日の干支(日辰と言います)から生じられています。まあ、程度はあんまり激しくないですが、この爻は、暗動と言って、変化するとみました。この爻の強さは、エネルギー充填度70%くらいで、まずまず強いです。

この妻財を剋する忌神として、兄弟申金を選びました。しかし、この兄弟申金は、月建から併、つまり、月建と同じ干支ですが、日辰からは休囚されていますので、エネルギー充填度は、30%ぐらいで、エネルギーがありません。よって、用神である妻財卯木を剋する力はありません。

ただ、エネルギー不足な忌神にエネルギーを注入する星である父母丑土はエネルギー70%ぐらいなので、まあまあ働くように思います。つまり、忌神にエネルギーを注いで、用神を攻撃させるのです。ただ、実際その攻撃力は弱いですね。

一方、用神である妻財卯木には、エネルギーを補給してくれる原神が表に出てきません。チャートには書きませんでしたが、それは、伏神として、第4爻の官鬼午火の下に隠れています。子孫亥水です。官鬼午火は、月建から休囚、日辰から冲されているので、全く力がなく、この伏神である子孫亥水がちょっと隠れながら出てきます(提抜と言います)。そして、この応援力も大して強くはないでしょう。

以上を総合すると、菅内閣になっても、経済は、そんなに良くはならないです。まあ、今までの延長線上の政策をするでしょうから、金融緩和は継続、財政出動もそれなりに多くしていくでしょう。ただ、経済は、たとえ良くなったとしても、コロナ前の7割くらいの戻り方ではないでしょうか。

易の有効期間はせいぜい半年ですので、まあ、少なくとも、これからの半年でV字回復というわけにはいかないでしょう。

アベノミクスの継続政策「スガノミクス」は、日本経済を良くするとまではいかないでしょう。

一応、易で占ったのは、ここまでですが、私の去年からの「悪い予感」は、安倍首相辞任会見後に菅さんの顔を見てから強くなりました。この人が、私の悪い予感の原因の一つのような気がします。菅さんの任期中に日本にはヤバイことが何かあるような気がしてなりません。

また、この件は、なるべく早く記事にしたいです。