
昨夜、マンションのベランダで、一杯やりながら月食を見ておりました。
曇っていたので皆既月食は見られませんでした。そして、食明けを撮っても、スマホの限界で無理でした。
月食の占星術的意味について少し掘り下げたいと思います。いろんな占星術師がいろんなことを言っていることは承知しています。ここでは、少し違った見方をご提供したいと思います。
一般に月食は、天変地異、戦争、疫病、飢饉、政変などの凶兆とされます。それも、月食の見られる地域に起きます。世界的には、インド半島以西とヨーロッパ・アフリカではこの月食を見ることはできませんので、これらの地域以外は全て、上記の凶兆の可能性があるわけです。
それで、どんなことが起きそうかだけ、チャートで見てみましょう。
ざっくりですが、太陽、ドラゴンヘッド、月、ヴェスタ、木星が、大きな四角形を作っています。ほぼグランドクロスといってもいいでしょう。この配置は、妥協のない緊張関係を星々にもたらします。グランドクロスって、ノストラダムスの大予言で聞いたことがある方も多いかもしれません。
月食の起きる第12室は、病院、医療関係、木星のいる第2室は財政、太陽とドラゴンヘッドのある第6室は健康、ヴェスタのある第9室は海外からの影響をそれぞれ表します。
ヴェスタはもともと竈の神で、聖なる火を表します。強い義務感なども表します。それが海外からの影響の第9ハウスにあり、病院、健康、財政に強い悪影響を及ぼす、ということは、もしかして、「絶対に五輪を成功させなきゃいけないんだ!」と政府、東京都、組織委、IOCが、五輪を強行した場合の最悪の結果を警告しているのかもしれません。五輪を強行しようとしている人たちの主要なメンバーの人相を見ると、有徳の相がある人は誰もいません。総理をはじめ、全ての人です。まあ、それも、日本のカルマなのかもしれません。または、日本を守護してくださっていた神々が悉く追放されてしまった結果、悪霊ばかりが跋扈して、上に立つ人々を操っているからなのかもしれません。
私はもう諦めの境地です。酒甕を盃で叩いて挽歌を歌う、そんな気持ちです。
今回の月食の影響は少なくとも約3ヶ月続くので、五輪が終わった後、日本は、変異種が蔓延し、病院は医療崩壊を起こし、国家財政は大打撃を受け、政変も起きるかもしれません。中止した方が良かった、と誰もが思うような事態にならないことを祈らざるを得ません。
やはり、lam の予感は当たりましたね。
いつもありがとうございます。月食についてのご説明、予兆を感じています。「カルマ」という言葉、オウムの時に流行りましたね。でもある面で的確な言葉と思います。そうであってはならないのですが、日本は多分そのカルマを自らが気がついて脱する機会を逃したのではないかと感じています。太平洋戦争という莫大な犠牲を払いながら。昨日から澤地久恵さんのミッドウェイ海戦を主題にした「滄海よ眠れ」を読んでいます。作戦が失敗したことの全面的な糊塗、都合の悪いことは記録に残さない、作戦失敗の責任を責任者が被らないように辻褄合わせを組織的に行う、捕虜にした米軍軍人を船のボイラーで茹で殺す、どこの国でもあるかもしれませんが、日本は抑制が効かないし、その教訓を活かすことが出来なかったのではないか。この反省と立ち直りの機会を逸してしまったと。自分たちの力でなく自分以外の外圧や自然災害で思い知らされるのでしょうか。共に懇意にしている先生から「富士山噴火」のお話を頂いています。その日付は五輪やパラリンガ終わったころではないかと。そうはならないかもしれませんが、そうなっても不思議ではない心の呻きがあることは確かです。
中尾さん、ありがとうございます。
カルマというのは、輪廻転生を前提にした概念ですから、キリスト教文化下の欧米の人には理解しにくいでしょうね。西洋占星術は、ペルシャの占星術、インドの占星術を源流に持っているので、カルマの概念を取り入れています。
ミッドウェイは、大戦初期の勝利に増長した軍部の失策でしたが、失敗を認めず、さらにそれを糊塗して大本営発表を繰り返し後へ引けない状況を自ら作ってしまいました。そして、ずるずると戦争を継続させて徒に犠牲者を増やしてしまいました。
戦後も、高度成長を経て、経済大国ともてはやされ、日本型の経営、経済政策が評価されると、日本は「戦争に負けたのに勝った」と誤解してしまい、戦争中の為政者に対する大した反省も総括もないまま、ただただ、戦争はいけない、平和が大切だ、と、そればかりお題目のように唱えていたのではないかと思います。
もちろん平和は大切で戦争はいけないのは当然ですが、日本がなぜ負けるとわかっていて、そういう政策決定をすることになったのか、負け戦を潔く受け入れて、無辜の世界中の市民の命を一人でも多く救おうとしなかったのか、そういう検証は、たとえあるにせよ、不十分であったと思います。
中尾さんは、ミッドウェイのテーマの御本をお読みになっていらっしゃいますが、偶然にも、私も、最近、「失敗の本質・日本軍の組織論的研究」という本を読みはじめました。破綻する組織の特徴として、「トップからの指示が曖昧」、「大きな声は論理に勝る」、「データの解析が恐ろしくご都合主義」、「『新しいか』より『前例があるか』が重要」、「大きなプロジェクトほど責任者がいなくなる」など、現在の政府、五輪関係者にもぴったり当てはまる考察です。
そして、エリートが大衆の方を向いていない、大衆のことを考えずに、自身の保身と出世のことばかり考えて、あの「佐川」のような男を生み出している、こういうところにも、うんざりしています。
おまけに、日本を守護してくださっている神様たちが、全部いなくなってしまったという話を聞いて、絶望的な気分になってしまったのです。
単なる「八卦見」の私でさえ、このように思うのですから、世の中で頑張っていらっしゃる方々、医療従事者の方々、エッセンシャルワーカーの方々のお気持ちはいかばかりか、本当にご心中を察してあまりあるものがあります。
その上、富士山噴火、大地震、大津波、大洪水など心配の種は山ほどあります。あまり心配すると、引き寄せてしまうので気をつけなければならないとは思っているのですが…。
どうぞお健やかにお過ごしください。
「月食」という天体現象にこのような意味があったとは知りませんでした。昨夜はこちらも厚い雲に覆われ観測することはできませんでしたが、ニュースなので映像を見ると美しいというより赤く染まる暗い月はいつもの満月に比べ、確かに不吉な感覚になりますね。古来から天体の動きや現象を日々の生活に取り入れていた文明が多いので空を見上げない現代文明では自然と乖離している人々が自己中心的な利己主義に陥って突き進んでいるような世の中の流れになってしまっているようでますます違和感を感じてしまいます。
インドから約一万人の日本国籍の方が帰国される予定(もちろん帰国することは当然だと思いますが)やオリンピックが実施されると海外から少なくとも9万人が入国、滞在することになるとのことで誰が考えても感染が治まるとは考えにくく、そのためなのか緊急事態宣言の延長予定や人工的に作られたワクチンさえ接種すればすべて解決というメディア報道が延々と続いており、居心地が悪いです。私も諦めの境地とともに日々の生活を淡々と送ることにフォーカスするしかないのかと今回の記事を読んで感じました。いつもありがとうございます。
高野さん、ありがとうございます。
現代文明は、自然への畏敬の念を忘れて、知性や理性ばかりが勝ってしまっています。特に、IOCの委員や会長の発言には、日本国民の意思を全く無視して、ただ「科学的知見」から、開催は可能だとしています。
科学的知見も十分尊重すべきですが、そればかりを偏重して、または盲信して、日本国民の命と健康を、自分たちの利権を守るための道具としか見ていない組織であるということが、今回のことで露見してしまいました。これは、近代合理主義の生み出した怪物としか言いようがないものです。おそらく人種的偏見もベースにあるのではないでしょうか。
「科学的に安全に開催が可能なのに、日本国民は、ただ『嫌だ』と言っているだけだ」、と言い放った委員もいるそうですね。それは、オリンピックの精神にも悖る発言ですね。語るに落ちたとはこのことを言うのでしょう。
高野さんのおっしゃる通り、外国から10万人近い人々がやってくるのですから、感染拡大しない、と誰が言い切れるのでしょうか。IOCのルールブックで示されている「バブル」についても、その欠陥が、緊急事態宣言下のテスト大会で次々と明らかになり、「バブル」の有効性にも疑問を呈されています。
また、ホスト国である日本国民がこの時期に開催するのは嫌だ、と言うなら、それを尊重するのがオリンピック精神でしょう。金のことばかり言って、日本国民の安全安心を願う気持ち尊重しないなら、それは、ただの専制政治です。
そして、ワクチン万能主義の風潮もどうかと思いますよね。開発元の製薬会社はどこも、ワクチンが、感染防止に効くとは一言も言っていません。感染しても重症化のリスクを下げる、とだけしか言っていません。ですから、この点もおかしいですよね。ワクチンを接種すれば全ての問題が解決する、と言うような風潮は、やはりおかしいです。
百歩譲ってワクチンに感染防止の効果があり、日本の高齢者へのワクチン接種が仮に7月中に終わったとしても、社会活動している若い世代の人々にワクチン接種をしていない以上、政府のいう「科学的知見」に従えば、感染拡大はやはり収まりません。インド株などの変異種が蔓延すれば、ワクチンを打っていない人々の間で、更なる感染拡大は防げません。政府の対策には本当に気が滅入ります。
ところで、日本の古来からある思想に「八百万の神」への信仰があり、アニミズム、シャーマニズム的な原始的な宗教だと揶揄されることもあります。しかし、こういう宗教や信仰が、西欧でも、最近見直されてきています。現に、西欧を中心とするニューエイジ思想にも、アニミズム、シャーマニズム的な要素が取り入れられているのを多く目にします。自然への畏敬の念、恐れ敬う気持ちを、日本人をはじめとして、人類は再び取り戻さなければならないように思います。
どうぞお健やかにお過ごしください。