7月10日は蟹座の新月です。

7月10日午前10時17分、蟹座の18度で新月となります。

まず、いつものように蟹座の18度のサビアンシンボルを見てみましょう。蟹座の18度のサビアンシンボルは、「雌鳥が、雛の餌を探して土の中をほじくっている」です。

親鳥がヒナのために餌を探してあげている様子を表しています。ヒナは、餌を食べて成長しますが、自分では探すことができないのです。親鳥が、子供を愛し育てる行動を起こすことによりヒナは成長していくのです。ここから、ヒナは親鳥にとっての新しい可能性を表します。新しい可能性を発見し、それを大きく伸ばしたいなら、行動を起こせ、と言っているのです。行動は、土の中を掘って、餌を見つけるように、自分のいる環境以外の環境を探求してみろ、ということですね。

例えば、自分は、ミュージシャンになりたい、だけど、いますぐミュージシャンになれるわけではない、だから、安定収入を得るためにサラリーマンをしている、とします。この場合、内面の願望と、外面の行動にズレがありますよね。このサビアンシンボルは、そういうズレが生じている場合は、その人は、一生ミュージシャンにはなれない、自分の可能性は開花しない、と言っているのです。内面の願望と外面の行動を一致させるように努力しなければならない、ということです。

そこで、ミュージシャンになりたいのなら、思い切って、音楽の世界に飛び込んでみろ、その世界で活動してみろ、と呼びかけているのがこのサビアンシンボルなのです。

この新月は、新しい可能性のために、ただそれを思い描くだけではなく、その可能性の実現のために行動することの大切さを私たちに訴えている、と言えるでしょう。

さて、この新月の時期の、星々の配置もみてみましょう。まず目を引くのは、上昇点(乙女座の27度)と、聖なる火とカルマを表すヴェスタが合(0度)であることです。聖なる火は五輪を表しているのでしょう。それが、上昇点(国民を表す)に出てきたということは、五輪をきっかけとして、日本のカルマが国民の上に発動する、ということかもしれません。

シュタイナー的に言えば、物質拝金主義、科学万能主義のアーリマン、利己主義、名誉心、虚栄、高慢、欺瞞を表すルシファーの現れである、IOC、政府与党、東京都が、我々に大災厄をもたらす、ということかもしれません。そしてそれが、世界の雛形である日本の、そして、ひいては世界のカルマの発動の始まりである、と言えるのかもしれません。

この上昇点とヴェスタは、ドス黒い欲望を表すリリス、核エネルギー級の未だ開放されていないエネルギーを表す冥王星とグランドトライン(120度)を作っています。トラインは大吉角です。ということは、一見、とてもヤバそうに見えるこれらの星が潜在的に持っている悪の可能性が開放されて、現象として発動したあと、大災厄が生じますが、日本の、世界の、霊的進化にとっては、長い目で見て、大変良いことになるのかもしれません。スクラッチアンドビルド、スクラップアンドビルドによって、望ましい新しい世界が出現するのかもしれません。

では、どんな大災厄が起きるのか、考えてみます。

上昇点とヴェスタは、水星、Mcとスクエア(90度)の座相をとっています。水星はカドケウスを持ったヘルメスをシンボルにもつWHOに代表される医療関係、Mc は政府を表します。これが五輪のカルマの表面化に対してハードアスペクト(凶座相)をとっていますので、判断、対応のまずさが、五輪をきっかけとして表面化しやすい、と言えます。

しかも、上昇点とヴェスタは、海王星とオポジション(180度)の凶座相をとり、さらに、この海王星は、水星、Mc とスクエア(90度)の凶座相をとっています。つまり、上昇点とヴェスタ、水星とMc、海王星が、Tスクエアという困難な大凶の座相を作っているのです。

海王星は、このチャートの第6室に位置しています。海王星自体の意味は、物事の不鮮明さ、欺瞞を表します。第6室は、人々の健康、雇用を表します。水星に経済の意味があることからすると、第6室の表す雇用の側面も無視はできません。しかし、ここは、まず第一に、人々の健康について心配すべきでしょう。五輪開催についての、WHO、IOC、政府などの対応のまずさは、感染拡大をいっそう深刻なものにするでしょう。五輪開催の意義も不明確、それは、一部の特権的な経済的利益の追求を誤魔化す欺瞞でしかないのですが、この欺瞞の結果、日本は、著しい健康被害に見舞われる、ということかもしれません。そして、日本は、五輪・パラが終わった9月以降、雇用、経済も悪くなっていく、そのように考えられます。

ただ、この場合、第6室(国民の雇用、健康を表す)の木星(財政を表す)が、水星、Mc とトライン(120度)の大吉角をとっていますので、秋の衆院選では、2回目の特別給付金を出すなどして、少しは人気を挽回するかもしれません。

しかしながら、火星と金星は第10室にあり、第5室の土星とゆるいオポジション(180度)の凶角をとります。第10室は、マンデン占星術では、政府、国家元首を表します。この部屋に火星と金星があり、第5室はレクリエーション、国家を挙げてのレクリエーションである五輪を表すように思います。そこに、制限、試練、困難を表す土星があり、火星(争いや疫病を表す)、金星(悪い意味では、放漫、快楽追求、独善など)と180度の凶角ですから、政府の五輪強行策は、その後の政権運営に暗い影を落としていくように思います。やはり、衆院選は、与党は苦戦を強いられるでしょう。

また、この火星、金星と土星に対して、牡牛座の天王星がスクエア(90度)で、これらの星々がTスクエアを作っています。天王星は、突発的な事故、事件を表しますので、テロ、天災地変、疫病の蔓延、国際情勢の変化などによって、五輪、政府とも打撃を受ける可能性もあります。この場合、第7室(同盟国、この場合は多分アメリカ)のキローン(癒しと予言を表す)による援助、救援、あるいはバイデン政権による何らかの菅政権支持表明などがありそうです。

そして、今回も、不動宮である牡牛座の天王星、そして同じく不動宮である水瓶座の土星、同じく不動宮である獅子座の火星と金星が作っているTスクエアは、大地の綱引きを表し、地震が心配です。地殻変動を起こす可能性がある中央構造線と糸魚川静岡構造線もTの字をなしているとも言えますから注意が必要でしょう。くれぐれもご準備を怠りなくお願いします。