12月23日は、山羊座の新月です。

12月23日午後7時19分、山羊座の1度で新月となります。

まず、いつものように、山羊座1度のサビアン・シンボルの意味から見てみましょう。

山羊座1度のサビアン・シンボル

山羊座1度のサビアン・シンボルは、「集まった部族から承認を求めるインディアンの酋長」です。

この承認は、酋長が認識した現実についての承認だそうで、社会の一員である私たち自身の責任と結びついているそうです。

つまり、「現実は〜だよね?いいですか?」という問いかけに対して、みんなが、「いいです!」ということをこの酋長は求めているわけです。

これを今現在の世界や日本に当てはめてみると、世界や日本のリーダーが、「現実は、今、燃料費や電気代などが値上がりして、そして物価も値上がりして、生活が大変だよね?こういう認識でいいですか?」と問いかけているのに対して、私たちが、「そうです!」という答えを期待しているのだということでしょう。

他の事柄でも、同じようなことが言えるのでしょう。「ウクライナ侵攻はロシアが一方的に悪いよね?みなさんいいですか?」という問いに対して、「そうです!」という答えを期待しているとか、「新型コロナは怖いから、ワクチンを打たないとダメだよね?いいですか?」という問いに対して、私たちが、「そうです!」というのを期待している、そんなところです。

それにしても、大衆操作や、プロパガンダに見事にひっかかってしまった、自称頭イイみなさんは、どのように弁解するのか、一度聞いてみたいものです。重症化しない無辜の子供にワクチンを推奨するとした奴とか、自分は頭イイと思っているんでしょうが、本当に頭が悪いとしか言いようがありません。まあ、そんな人には二度と関わりたくありません。

星々の配置から読み取れること

リリスと金星、水星がオポジション(180度)

第12室のリリスは、陰謀を表します。それと、愛と美の星、金星、情報通信、知性、通商、貿易、運輸などを表す水星が、不調和な角度であるオポジションになっています。

愛と美の星、金星は、贅沢や虚飾、怠惰、放漫の星でもあります。不調和な角度になると、そういう意味の方が出やすでしょう。

世界では、やはり、人々の暮らしを支える商品の流通やサプライチェーンに関して、何か陰謀が巡らされているのかもしれません。世界の人々を人質にして、大きな転換、グレートリセットが起きつつあるのかもしれません。

木星と太陽、月がスクエア(90度)

牡羊座に入りたての木星と、月、太陽のコンジャンクションが、スクエア(90度)を作っています。木星は第9室に、月と太陽は第5室にいます。第9室は海外に関すること、月と太陽は、未來、投資、娯楽に関することと縁が深いです。

90度の不調和座相なので、あまり良いことは期待できませんが、海外の投資環境が変化して、それが、我々の生活などに影響を与える、ということかも知れません。

火星とヴェスタがスクエア(90度)

逆行中の火星が、竈門と自己犠牲の星、ヴェスタと90度の不調和座相をとっています。火星は、エネルギー、バイタリティー、闘志、そして戦争、疫病、飢餓などを司ります。この火星は第11室にいます。第11室は、個人的な、プライベートな関係、社会的にいうと、同盟関係も表すでしょう。その火星と、第8室、相続、債務、証券や国際金融などを表す部屋にあるヴェスタ、竈門(家庭の生活)や自己犠牲を表す星が、不調和座相をとっていますので、やはり、国際的な、安全保障などの関係が、家庭に影響を及ぼすことが、考えられます。例えば、ウクライナ侵攻がますます泥沼化し、ウクライナ支援のため、各国の家庭生活までもが影響を受ける状態を表しているのかも知れません。

天王星と土星が緩やかなスクエア(90度)

毎度お馴染み、不動宮どうしのスクエア(90度)がみられます。気をつけたいのは、やはり、天変地異、異常気象です。異常な寒波がやってくるとか、いつも申し上げている地震も相変わらず注意です。

また、第10室、政府関係、政府間関係、と、第7室、同盟国、条約締約国間の関係にも変調を来しやすい時期でもあります。

天王星と金星がトライン(120度)

最後に、良い兆しをひとつ。天王星と金星がトラインになります。雇用関係や健康に関することを表す第6室の金星と、政府、与党、国家のリーダーや社会事業、公共事業なども表す第10室の大吉角は、今後、雇用関係、健康に関すること、新型コロナ対策に、政府あげて、リーダーが率先して取り組むことを表しているように思います。

金星は、愛と美、調和の星です。また、天王星は、大変革の星です。我々に好ましい方向に、雇用や健康に関する政策の大転換、大改革が行われることを期待したいと思います。

以上、今年最後の新月のリポートでした。