1月3日は山羊座の新月です。

1月3日午前3時34分、山羊座の12度で新月となります。

まず、いつものようにサビアンシンボルを見てみましょう。

山羊座12度のサビアンシンボル

山羊座12度のサビアンシンボルは、「自然科学についての図解された講義が、ほとんど知られていない生命の側面を明らかにする」です。

自然科学の研究に没頭できる状況というのは、一種の特権的な境遇で貴族のようなものです。他の人々が日銭を稼ぐためにあくせくして働いているのに、浮世の憂さに拘わずに、純粋に科学的な真理を探求できるということが、そもそも特権的な境遇なのです。

もちろん研究をお仕事としておこなっている方々からすれば、「冗談じゃない、こっちは世の中の人々が知らない苦労があるんだよ」って言いたくもなりますよね。

お金にならない基礎研究を一生懸命続けていらっっしゃる方々もいらっしゃいます。薬品メーカーの社長さんが、「金にならない研究をしている奴は無能なやつだ」というような発言を直接聞いたことがあります。企業はお金にならない、つまり商品的な価値のないものの研究に資金を投入しないのは仕方がありません。企業は当然採算ベースでものを考えているので、そういう考えも仕方がないのでしょう。もちろん社長さん個人の人格的問題は残りますが。でも、企業が資金提供しないのは仕方がない。いわゆる「市場の失敗」というやつです。

しかし、政府も、お金にならない研究、特に基礎研究に資金を投入しなくなって久しくなります。例の「2番じゃダメなんですか」発言に象徴されるように、無駄の象徴のように言われてきたことも皆さんはよくご存知でしょう。本当に価値のある研究は、5年先、10年先、もしかすると100年先の未来になってようやく役に立つ研究というのもあるかもしれません。こういうことに資金や人材を投入するのは政府の役目です。岸田内閣は、従来のアベスガ政権とは違って、基礎研究に資金提供する方針を打ち出しています。しかし、中国には資金力の面、研究者の待遇の面で圧倒的に負けています。

こういうサビアンシンボルが出てきたことをきっかけとして、自然科学における基礎研究のあり方を考え直してみるのもいいのではないでしょうか。

星の配置から読み取れること

では、次に、星の配置から読み取れることを以下に記していきます。

今回の星の配置は、いわゆる、バスケット型と言えるものですが、それ以上に特徴的なのは、主要な占星術の要素である10惑星が夜の半球の中に全て入っている状態です。こういう状態の時は、運命が水面下で、目に見えないところで動くと読めます。衆人環視の目を逃れ、さまざまなことが不透明な要素を帯びながら進んでいきます。

経済の部屋である第2室に惑星が5つ

特にチャートの第2室、収入、財政、経済の部屋に10惑星中半分にあたる、5つが入っています。つまり、太陽、月、金星、冥王星、水星です。この5つの惑星の取り合わせから言えることは、世の中が、経済的境遇の面で、はっきりと二局分化しているということです。

どちらかというと、どちらでも良いあまり世の中の役に立っているとも言えない人々がリモートワークなどで楽をして高給を取り、エッセンシャルワーカー、医療従事者、建設作業員、交通機関の職員など社会の活動には欠かせない人々は現場で大変な思いをして頑張っているのに、あまり報われていない状況があります。特に太陽と月は、第4室にあるキロンと90度の凶角をとっています。キロンは癒しの星で、医療従事者などを特に表す星だと言っていいと思いますが、これが第2室の新月、太陽と90度だということは、医療従事者(介護従事者も含む)の方々があまり報われていないということを表しているように思います。

もう少し考えを進めると、水星が第7室にあるドラゴンヘッドとトライン(120度)という大吉角をとっていることも象徴的かもしれません。第7室は、外交や諸外国との同盟、条約などの公式の関係を表します。ドラゴンヘッドは運命的なもの、カルマを表します。どちらかというと離れていくような関係を表すと言われています。日本にとっての運命的な相手といえばやはりアメリカで、日米同盟を表しているように思います。水星は、商業、貿易、通信、運輸などを表します。日米同盟から離れることができればそれは日本にとって利益をもたらすかもしれません。しかし、それはかなり難しいと言えます。それは、蠍座のアセンダントとドラゴンヘッドがオポジション(180度)、そして第3室の木星が両者とスクエア(90度)のTスクエアをとっていることからも伺えますが、これは後ほどもう一度述べます。

また、太陽と月のコンジャンクション(0度)が、雇用や健康を表す第6室の天王星とトライン(120度)の大吉角をとっています。そして、これら両者と乙女座のMcがトラインをそれぞれとっていて、グランドトラインとなっています。特に日本では、史上最高額の補正予算が成立し、国民の健康と雇用を守ることに財政面からも政府が一定の役割を果たしていくであろうことが伺えます。

また、以上に関連すると思うのですが、第2室の金星、冥王星、水星がトリプルコンジャンクションを形成しています。これは星団(マジョリティ)を形成していると言って良い状態で、3つの惑星が一つのまとまりとして他の惑星と影響し合うということです。ですので、少々角度がずれていても、3つの惑星のどれかと、ある座相をとっていると言えれば、3つをまとめてその座相をとっていると判断するのです。わかりにくいと思いますので例を挙げると、例えば、水星とドラゴンヘッドは誤差約1度弱で120度のトラインを作っています。しかし、金星は、ドラゴンヘッドとトライン(120度)と認定するには通常なら金星とドラゴンヘッドは誤差約9度あるので、トラインとは見做されません。しかし、金星、冥王星と水星は星団(マジョリティ)を作っているので、水星がドラゴンヘッドとトライン(120度)だと言えれば、他の金星とも、冥王星とも、トラインをとっていると見なします。

ここでは、金星、冥王星、水星がドラゴンヘッドと120度のトラインの座相をとっていると言えると思います。先ほどこのドラゴンヘッドは日米同盟ではないかと思うと言いました。金星は、美と愛と調和を表しますが、悪い意味もあって、放漫経営、怠惰、享楽的という意味にもとれます。そして、冥王星は、生と死、オールオアナッシングを表します。トラインは吉座相なので良い面が出やすいと言えますが、冥王星については発見が20世紀初頭であったということもあり、未知の部分も多く、データが少ないため、本当の作用というのはわかりにくいです。私は、冥王星は、悪い部分が出やすく、他の星にも悪い影響を及ぼす星だと思っています。

アメリカとの関係は、これから日本にとって良くない部分、悪い部分がどんどん出てくると思います。つまり、アメリカに頼った経済的繁栄の時代はすでに終わっており、アメリカ経済に頼った部分では弊害が多くなってきているということです。日本は、外交方針としては、国連中心主義、自由主義諸国との協調、アジアの一員としての立場の堅持というのがあります。今後は、この方針の間で苦しむように思います。特に安全保障の観点から、「ショウザフラッグ」とアメリカから言われることが増えるでしょう。そうして、特に中国とアメリカとの間で、国内的にも意見が二分していくだろうと思います。

今まで日本はアメリカのおかげで、経済的繁栄と安全保障を得てきました。しかしながら、やはり、アメリカから離れていくことが日本が進むべき道だと思います。それでも、日本は、アメリカからは離れられないかも知れません。

それは、アセンダントとドラゴンヘッド、そして木星のTスクエアがあるからです。アセンダントは、日本自身、日本国民自身を表します。アセンダントは蠍座の27度で、このサビアンシンボルは、「軍楽隊が騒がしく街を行進する」です。これは、一つの価値観だけが正しいと押し付けられる姿です。アメリカの標榜する民主主義、これが軍楽隊の正体でしょう。日本、日本人は、すっかりこのアメリカ的民主主義を受け継いで、骨の髄までアメリカの植民地民なのです。アメリカ様のおっしゃることには逆らえません。これは戦後がどこまでも続いていくことを意味します。第3室は、現実におけるものの考え方なども表しますが、第3室にある木星は、「それでもいいじゃないか!」と言っているように思えてなりません。

アメリカが凋落する時、日本も一緒に落ちていくことになるでしょう。

第1室の火星がMcとスクエア

第1室は国民の状況を表します。そこに火星があり、Mcとスクエア(90度)の凶座相をとっています。Mcは政府を表します。日本では全く顕著ではありませんが、ヨーロッパやアメリカでは、ワクチン、ワクチンパスポート、ロックダウンなどの規制を巡って、政府と国民の間に不信や軋轢を生じています。火星は争い、不和を表す星で、凶座相をとると激烈に作用しますが、現在のところ、日本では、大規模な反政府の運動は見られません。それどころか、岸田内閣の支持率は上がっています。これは一時的な現象で、これから内閣支持率が下がり、菅内閣の末期のような状況になっていくのかも知れませんね。

第1室のヴェスタと第7室のリリスがオポジション(180度)

ヴェスタは自己犠牲と竈門の神です。リリスは黒い月とも言われ、人の闇の部分を表すと言われています。第1室は日本を表し、第7室は、外交、同盟などを表します。ここでも日米同盟と日本国民の、沖縄県民などに代表される自己犠牲を表していて、それが限界に来ているということかも知れません。このヴェスタは第4室の海王星とスクエア(90度)を作っています。ざっくり、逆行するリリスとも90度のスクエアと判断してもいいかも知れません。そうすると、ここでもTスクエアになり、日米同盟、日本の自己犠牲、リリスの闇の部分、そして海王星の不鮮明、自己欺瞞、というような言葉が浮かんできてしまいます。

相変わらず土星と天王星がスクエア(90度)

水瓶座の土星と牡牛座の天王星という不動宮同士のスクエア(90度)があります。ですので、地震には引き続き注意です。そして津波も注意してください。異常気象、大雪も注意です。

ざっとですが今回は以上です。