6月25日は山羊座の満月です。

6月25日午前3時40分、山羊座の3度で満月となります。

またいつものように山羊座の3度のサビアンシンボルを見てみましょう。山羊座の3度は、「人間の魂が新しい経験を切望するあまり肉化を求める」です。人間の魂は、経験から学ぶため、肉化して、この現実世界に生まれてきます。現実世界で経験することは、新しく生まれてきた人間にとっては、全く新しいものです。たとえそれが前世でも同様の経験をしたとしても、全く同一の経験というものは存在しないからです。経験を通して学ぶためには、この現実世界を受け入れなければなりません。自分の経験している現実から逃避するのではなく、経験としっかりと向きあわなければなりません。気づきや教訓のようなものを得て、魂は新しい経験から多くのことを学びます。

このように、魂は、経験至上主義とも言えます。経験こそが最も価値のあるものであり、自分の狭い視野、思想を打ち破るために、つまり、人間として成長するために、経験を増やし、学んでいくことが大切だということを魂は知っているのです。

ちっぽけな思考によって人生を、世界をわかったつもりになっている自分は、本当になんて愚かだったのか、なんて偏狭だったのか、ということをわからせてくれるのは、経験しかありません。

人間として受肉し、この世で経験を通して学び、何がしかの気づき、教訓のようなものを得て、魂は、再び肉体を土に還し、そしてまた新たな肉体を得て、また新たな経験を通して、学びを得る、このようなサイクルを永遠に繰り返して永遠の学びを得る、これが、魂の修行というか、魂であるがゆえに起きている現象なのでしょう。

このように山羊座の3度のサビアンシンボルは、自らの成長のための経験を得ることを目的として、受肉する様子を表しています。

今回の満月の暗示は、第1室と第7室が関係しています。第1室は、本人の部屋です。ご自身の人間性を表しています。第7室は、社会的な契約関係、特に婚姻関係を表していると言われています。今回のサビアンシンボルは、配偶者との関係を通して、自分自身の成長を得る、ということを表しているのかもしれません。自分が配偶者との関係で経験したことを通じて気づき、教訓を得て、成長を図ることができるということでしょう。

また、父性を表す太陽は蟹座に、母性を表す月は山羊座にあります。蟹座は、家庭、育児を表し、山羊座は、社会性、仕事を表します。家庭と仕事の両立、父親の役割、母親の役割の調和、つまり、お父さんは、より家事をしたり育児をしたりすることに努め、お母さんは、より外に出て、お仕事をしたり、家計を助けたりすることに努めるということでしょう。

さて、では次に、他の惑星から予測できることを挙げていきます。

まず、目を引くのは、ドラゴンヘッド、リリス、水星、アセンダントが星団(マジョリティ)を作っているところです。水星は上昇点にあると言っていいでしょう。しかもアセンダントは双子座です。水星は双子座の支配星です。その意味が最も強く出るときでしょう。双子座の水星ですので、個人的な意味では、コミュニケーション、学習など、社会的な意味では、商業、通信、輸送の意味が強いです。これが、ドラゴンヘッド、リリスとマジョリティを作っています。ドラゴンヘッドはカルマを表します。また、リリスはドス黒い欲望を表します。貪欲な、他人の事などお構いなしの商業主義を連想します。お金のために他人の利益を踏みにじるようなことです。オリンピックのために、国民の命を犠牲にするのもこれに等しいでしょう。

また、火星と土星のオポジション(180度)、金星と冥王星のオポジション(180度)、ヴェスタと海王星のオポジション(180度)が気になります。オポジションは、緊張緩和が難しく対立が先鋭化しやすい座相です。これに、太陽と月のオポジションが加わりますから、かなり、ガチガチなバトル状態です。それでも、太陽と月は木星が、火星と土星はキローンが、金星と冥王星は海王星が、ヴェスタと海王星は冥王星が、それぞれ仲介者となって、このバトル状態を収めるでしょう。

ただ、火星と土星のオポジションは、天王星がTスクエアを作っていますので、これはガチのバトルになるかもしれません。火星は住民や地域社会、コミュニケーションを表す第3室にあり、土星は、海外、思想、宗教を表す第9室にあり、天王星は、病院、老人ホーム、隠れた事実、スパイなどを表す第12室にあります。コミュニケーションの不足や途絶により、相互不信が高まり、また宗教的な原因で、対立や紛争が起きる可能性が高いです。中東、北朝鮮、ミャンマー、香港など潜在的な紛争の種を抱えている地域や国々は、対立が深まり、紛争、戦争が発生する恐れもあります。しかも、かなり突然、衝撃的に変化が起こり得ます。そして、対立の調停者は諜報機関に移管されることになるでしょう。そうなると、見えていた対立は表面化されず、水面下で密かに、その調整が進行していくでしょう。諜報機関が、対立を助長したり、複雑化するようなこともありうるでしょう。

そして、表立って変化は起きませんが、暗々裏に事態が展開します。しかし、これに不服のある者が、情報を開示したり、さまざまなスキャンダルを暴露したり、Qアノンのようにデマを流して、情報を撹乱する者も出てくるでしょう。これは情報戦です。イランや北朝鮮などが、情報戦を仕掛けてくるようなことも十分あるでしょう。

また、火星と土星のオポジションは、不動宮同士の綱引きで、これに同じく不動宮の牡牛座の天王星が、緊張関係をさらに高めるので、地震も注意です。いつ揺れてもおかしくないくらい切迫しています。

今回は、これまでと比べると抽象的な印象を受けますが、星の様子を読むとざっと以上になります。