9月21日は魚座の満月です。

9月21日午前8時55分、魚座の28度で満月となります。

まず、いつものように魚座の度のサビアンシンボルを見てみましょう。魚座の28度のサビアンシンボルは、「満月の下、肥沃な菜園によく成長した豊富な種類の野菜が見える」です。

月の光が野菜たちに作用して成長を促し豊かに成長させます。それはさまざま種類の野菜に影響を与え、それぞれに応じて、豊かに成長させるのです。月は、それぞれの可能性を引き出し成長させます。一般的に月は、母性を表し、あらゆるものを慈しみ育てる作用を及ぼします。それぞれの個性や具体的状況に応じて惜しみない愛を降り注いで辛抱強く成長を促すのです。今、人間を始めとして地球上のすべての存在が、このような作用、愛を必要としています。

惑星の配置から伺えることで、まず最初に目につくのは、太陽と火星のコンジャンクション(0度)と太陽と火星が月とオポジション(180度)をとっていることです。

第11室に火星と太陽があり、第5室に月があります。国家レベルで見ると、第11室は国際関係、特に同盟国との関係、国会も表します。第5室は、属国、植民地など従属的な立場にある国の状況を表します。そして、太陽は一国のリーダーを表し、火星は軍事を、月は世論を表します。さらにコンジャンクションは、大きな方向性を変えるような状況が生じることを表し、オポジションは、困難、対立する考えが生じることを表しています。

これを総合すると、一国のリーダーを選ぶ事態が現在生じていて、それは同盟国アメリカの意向が大きく影響していることが見てとれます。それは、日本の軍事的な立場に関するものが大きいと思います。そして、その軍事に関するテーマについては世論は二分していて、賛否拮抗しているような状況でしょう。

今後、選ばれるリーダーは、アメリカに対して従属的な態度をますます強めていくように思います。それは20年ほど前の小泉内閣の時のような状況です。国会も、衆議院議員選挙が近く行われ、これも世論を二分するような状況になるかもしれません。与党は大きく負けはしませんが、議席をさらに増やすということはないように思います。コロナ対策が、今までとは違うと国民が感じることができれば、政府与党への信頼が回復し、日本は大きく対中露に軍事的に大きく舵を切って旗幟を鮮明にしていくような状況も生まれてくるでしょう。そうなると、将来、台湾有事、半島有事などの前に、おそらく一番先に尖閣で紛争が生じる恐れが大きいでしょう。

これに関連しますが、上記太陽と火星がコンジャンクション(0度)であるのと同様に、第1室のアセンダント、金星のコンジャンクション(0度)であり、また、上記太陽と火星が月とオポジションであったのと同様に、第7室の天王星がアセンダント、金星と、オポジション(180度)になっています。

第1室は、国民、国家そのものを表し、アセンダントも同様です。また金星は、経済を表すと見ていいでしょう。また、第7室は、外交、同盟関係を表します。そして天王星は、革新的変化、地震も表します。やはり、ここでも上記と同じく、アメリカとの同盟関係において、経済的な負担を強いられるようなことになりそうです。高額な兵器を買わされるとか、在日米軍の駐留経費を増額させられるとか、そういうことが新しい首相のもとで約束させられるようなことになりそうです。イージスアショアの構想がダメになった経緯もあり、今後、北朝鮮や中露のミサイルに対して、どのように防衛するかが主要なテーマになっていくでしょう。

太陽、火星のコンジャンクションとさらに太陽、火星と月のオポジションは、カルマを表す第7室のドラゴンヘッドによって調停されます。ドラゴンヘッドは、双子座の3度にあり、そのサビアンシンボルは、「パリのトゥレリー庭園」です。これは、知的な自己表現に形式主義的な傾向が強まることを表しています。日本の対外的、特に対アメリカ、対中露に対して、形式的な表現の傾向が強まることを表しているのかもしれません。例えば、アメリカに対しては、「アジア・太平洋の平和と安定」という決まり文句がありますが、そういう決まり文句の下で、軍事的な結びつきがさらに強まるとも読めます。また、対中露に対しては、「実力による現状変更は許さない」という決まり文句を言い続けるしかない状況に陥る可能性も大きいです。いずれにしても、そういう形式的な表現の下で、軍事的な支出や、同盟国との連携が進んでいき、実質的な日本の国益は詳しく検討されることはないでしょう。

また、アセンダントと金星のコンジャンクション(0度)、それに対する天王星のオポジション(180度)の調停者は、冥王星です。冥王星は、核兵器を表すように思えて仕方がありません。第3室は日本国内を表すので、核兵器の配備の議論が出てくるかもしれません。日本政府が原発を無くさない理由の一つに、核兵器への転用を考えているからだという説があります。いざとなれば、非常に短時間に、日本は核兵器を製造できるとも言われています。もちろんこれは、トンデモ説であり、日本は非核三原則を堅持する立場ですので、にわかには信じられません。しかし、暗々裏に、国内で、核兵器の製造、配備を計画している、あるいはすでにそれを終えている可能性もあるかもしれません。

今回は、新しいリーダーと外交の観点から主にチャートを読んでみました。このほかにも、やはり、天王星と土星のスクエア(90度)が緩やかながらありますので、地震は引き続き注意したほうがいいと思います。