7月24日は水瓶座の満月です。

7月24日午前11時37分、水瓶座の1度で満月となります。

まず、いつものように水瓶座の1度のサビアンシンボルを見てみましょう。水瓶座の1度のサビアンシンボルは、「カリフォルニアの煉瓦造りの古い伝導所」です。伝導所とは、キリスト教の布教のための拠点になった場所のことです。新世界にキリスト教徒がやってきて、この地で布教活動をし、この地を理想世界にしようと活動した拠点が伝導所です。この伝導所は何世代にも亘って存続し、人の一生よりも長い時間をかけて、その理想を追求していく様子を表しています。この人間の理想追求は一時的な成功ではなく、何世代にもわたり永続する真の意味での理想の追求です。

この理想は何だろうか、と思いを巡らすと、例えば、オリンピック精神でしょうか。オリンピック精神とは、「スポーツを通して心身を向上させ、さらには文化・国籍など様々な差異を超え、友情、連帯感、フェアプレーの精神をもって理解し合うことで、平和でよりよい世界の実現に貢献する」ということらしいです。クーベルタン男爵の理想が世代を超えて人類の普遍的な理想の追求となった形ですね。ただし、今回の一連のIOC初め日本の組織委員会、東京都、政府の対応の有様を見ていると、クーベルタン男爵の理想からは、かけ離れたオリンピックの運営がなされていることが明らかになってしまいました。

この対極にあるのが獅子座の1度のサビアンシンボルです。今回のチャートでは、太陽がある位置のサビアンシンボルになります。それは「脳溢血する男性」です。脳溢血は、内的なエネルギーが爆発した状態を表します。水瓶座の1度が理想の追求という精神エネルギーの爆発であるのに対し、脳溢血は肉体的なエネルギーの爆発と言えます。これはもう少し敷衍すると、物理的なあらゆる種類のエネルギーの爆発も表しています。人間個人の体内のエネルギーの爆発は、さらに敷衍すると、人間社会の内的なエネルギーの爆発も予感させます。例えば、戦争です。今回の星の配置は、人間の理想追求の姿と、その対極にある戦争というエネルギーの爆発を暗示しているように思います。

太陽と月のオポジション(180度)には、Mcと冥王星、そして少し水星が関係しています。Mcは、政府を表しています。また、冥王星は潜在する核爆発級のエネルギーを表します。水星は、情報、商業、コミュニケーションなどを表します。オリンピックについては、理想と現実の乖離、政府やIOC、組織委員会と国民の意識の乖離、そこから、潜在的な核爆発級のエネルギーが生じていることが伺えます。そして水星は、冥王星とはオーブ4度のオポジションです。開会式のプロデューサーの過去の不適切な発言について伝えられると、世界的に非難が高まり、小山田氏が辞任、小山田氏のお仲間の某氏も今度はホロコーストを笑いのネタにしたということで報道され非難がわきおこり、解任されました。水星の表すマスコミ報道により乖離、分断がますます広がっているように見えます。

この潜在的な核爆発級のエネルギーが、建設的な方向に向かえば、オリンピックは国民の熱狂的な支持を得ることもできそうです。しかしながら、現状どうでしょうか。そういう建設的な材料はあまりないように思います。日本がオリンピックで金メダルを2.3個取れば流れは変わってきて、国民の熱狂的な支持を得て大成功に終わる、と誰かが言っていましたが、本当でしょうか。

しかしながら、マスコミ各社は、手のひらを返したようにオリンピックの試合の報道に熱をあげています。これによって国民の間にいくばくか、オリピック支持の機運が見えてくるようにも思います。それは、趣味、娯楽の部屋、第5室の海王星が、先の太陽、Mc、水星と月、冥王星のオポジション(180度)の調停者となることから、伺えます。オリンピックはある程度盛り上がるのかもしれません。海王星は、夢、幻想、アルコールなどを表します。国民は、オリンピックの報道によって夢現の状態になり、お酒もたくさん飲むのでしょう。楽しい気分の人々も多く出てくるでしょう。ただ、第5室の木星が火星、金星とオポジション(180度)を作っていますので、国民の間の分断はますます激しく、大きくなる可能性があります。

コロナ感染状況については、健康の部屋の第6室に癒しの星キローンがありますので、拡大は期間中にピークアウトしていくかもしれません。そうなると、オリ・パラを有観客でやろうとする政府に対して、反対の声も強くなるでしょう。また、ワクチン接種も進んでいくでしょう。しかし、遺産や管理財産、遺伝、伝統などを表す第8室にある、ドス黒い欲望を表すリリスとカルマを表すドラゴンヘッドが、キローンとゆるやかなセクスタイル(60度)をなしていることを考えると、やはり、ワクチン接種には、将来に禍根を残すような仕掛けがしてある可能性があります。我々年寄りはいざ知らず、何が入っているかわからないワクチンを子供達には打たせたくはないですね。

もう一つ、第12室のヴェスタが、太陽、Mc、水星と月、冥王星とのオポジション(180度)の調停者になっています。ヴェスタは聖なる火を表します。オリンピックの象徴でしょう。このヴェスタが、過去や、隠れた事柄を表す第12室にあることを考えると、過去の1964年のオリンピックに関することに焦点が当てられるかもしれません。1964年のオリンピックは、戦後復興の証としてのオリンピックでした。そして、2020年のオリンピックも震災復興の証としてオリンピックを開くというものでした。しかし、復興五輪とは誰も言わなくなり、次は、コロナに打ち勝った証としてのオリンピックというものでしたが、これも、もはや誰も言わなくなり、どちらかというとコロナに負けてしまったオリンピックという印象を拭うことはできません。

2021年のオリンピックについては、表面に現れてこないことに焦点が当てられるのかもしれません。ここでは良い事についてだと思います。例えば、人知れず頑張る裏方さん、ボランティアスタッフなどに焦点が当てられ、賞賛を受けるなどです。それでも、分断やオリンピック開催の賛否について影響を及ぼすほどではないでしょう。

最後に、水瓶座の土星と牡牛座の天王星が、相変わらずスクエア(90度)の不調和座相を作っています。よって、引き続き、地震などの天変地異には十分注意してください。夏場ですので、特に飲料水は最低三日分一人当たり一日2リットル、3日で6リットルを人数分は用意しておきましょう。

本日は以上となります。