5月26日は射手座の満月です。

5月26日午後8時15分、射手座の5度で満月となります。また同時に、皆既月食となります。

いつものように射手座の5度のサビアンシンボルを見てみましょう。射手座の5度のサビアンシンボルは、「1羽の年老いたフクロウが、大きな樹の高い枝に留まっている」です。フクロウは猛禽類で、とても残酷なハンターです。同時に叡智を表したり、夜行性で人々が寝ている間に活動することから、人々の潜在意識も支配すると言われています。さらに、戦闘の場面では、敵の裏をかくような狡知、陰謀も表します。

今回、射手座の5度で満月になるということは、こういうことが起きている、あるいは起きる、ということでしょう。「下にあるものは上にあるもののごとく、上にあるものは下にあるもののごとし」という古い格言の言う通りでしょう。フクロウのような狡知、陰謀が、良い方向、つまり、我々一般大衆に味方する方向に動くとすれば、権力者の不正の暴露、逮捕につながるでしょう。しかし、悪い方向に作用したら、権力者は、一般大衆の目を欺き、暴利を貪り、世界を闇に引き摺り込むでしょう。さて、どちらになるのでしょう。惑星の配置を見てみましょう。

第6室の双子座に、4つのエレメントが集まっています。すなわち、太陽、ドラゴンヘッド、金星、水星です。第6室は、健康の部屋、雇用の部屋です。このうち、太陽とドラゴンヘッドは第12室の月と180度の凶角を作っています。月は、我々の見えない部分、隠された部分、マンデン占星術では、病院も表します。コロナの患者数が病院のキャパシティを超えるような事態が起きる可能性があります。雇用も心配です。雇用も良くありません。ドラゴンヘッドは、カルマを表します。現状は人間のカルマの現れだ、と、アビギャ・アナンド君の主張と重なります。皆既月食は、第12室で起きますが、第12室もカルマを表しますので、カルマというのが今回の満月と皆既月食のテーマだと思います。

また、このドラゴンヘッドは、第9室のヴェスタと90度の凶角を作っています。ヴェスタは、禁欲と自由を表します。禁欲というのは、何かをしたいという欲望を抑えることですが、実際は、欲望に束縛されない、と捉える方が正しいでしょう。禁欲は、欲望に束縛されない、欲望に囚われない、そういう態度です。それが、自由な状態ということです。

例えば、タバコがやめられない、というのは、タバコを吸いたいという欲望に縛られている状態です。私も以前はスモーカーだったのですが、夜中にタバコが切れると、買いにいかなければならず、タバコがないとイライラしてしまっていました。しかし、これは、タバコに縛られた状態だと悟り、タバコをやめようと決意し、見事タバコを止めて、30年以上になります。もう、タバコを吸いたいとも思わないので、タバコから自由になったわけです。

さて、今回の太陽、ドラゴンヘッドと月の180度の凶角にさらに90度の凶角を第9室のヴェスタが作っているということは、以下のことをさらに表しているのかも知れません。すなわち、にっちもさっちもいかない追い詰められた状況に見える、現今の健康、雇用の問題は、欲望から自由にならない限り解決できない。欲望を手放すことはカルマの解消になりますが、それが人類にはできない、ということも暗示しているように思います。それは、第2室の木星も、ざっくり言うと、太陽、ドラゴンヘッドと月に90度を作っていることからも伺えます。つまり、木星は、欲望を助長するからです。現在木星が通過しているのは第2室ですので、経済に関する問題です。もう、言わなくてもわかると思いますが、今回の健康、雇用の問題と、経済の問題は切っても切り離すことができない問題です。様々な欲望から自由になること、これによって、これらの問題は解決できるのですが、人類には、まだまだそれができない、これが人間のカルマだ、と暗示されているように思います。

木星は、ざっくり、どす黒い欲望を表すリリスとも90度の凶角を作っています。このリリスのどす黒い欲望も、木星によって大きく助長されます。どす黒い欲望から人類が自由になれないのをここでも暗示しているのかも知れません。

コミュニケーションと地域社会を表す第3室のキローンは、癒しと予言の星です。そして、このキローンは、Mc と180度の凶角を表します。Mcは政府を表します。ワクチンに関して、政府と自治体、医療機関の連携がうまくいかなくなることは、前回の新月の記事で書きましたね。ちょっと大袈裟に書き過ぎましたが、北海道の緊急事態宣言発出の際の自治体と政府の間のゴタゴタや、大規模接種のネット予約システム不備など、コミュニケーションの問題が出てきました。今回も、新たなコミュニケーションと医療の問題が生じるかも知れません。

明るいことも少し書いておきます。財政、経済を表す第2室の土星、雇用と健康を表す第6室の太陽やドラゴンヘッド、そして、政府を表すMcが、大吉角の120度をとっています。土星は、制限、試練、縮小、逆境など不運を表すことが多いですが、大吉角の場合は、土星の良い面が出やすいのです。土星の良い面は、堅実さ、慎重さ、計画性、約束を守る律儀さなどです。政府主導の大規模接種は、ある程度計画的に確実にワクチン接種を行っていけそうです。それでも、1日100万件は無理だと思いますが。あとは、雇用の面で、政府が重い腰を上げて助成金や給付金を出す決定をする可能性もあるかも知れません。

他には、水瓶座の土星と牡牛座の天王星という不動宮同士の凶悪な惑星同士が90度の凶角をとっていますので、引き続き、地震には注意です。また、第2室は経済を、第5室は投資を表すので、株や債券、為替、仮想通貨などに予期せぬ損失が生じる可能性もあります。投資をなさっている方はご注意ください。さらに、第3室の海王星と第7室の火星が角度を作っています。第3室は地域社会を、第7室は社会的な契約関係を表します。火星と海王星のこの組み合わせで連想してしまうのは、特殊詐欺です。海王星は詐欺を表し、第3室が地域社会を表すので、また地域社会を利用した、社会的契約関係を利用した、特殊詐欺が出てくるかも知れません。どうぞ、お気をつけください。単純に、海王星は、アルコール、化学薬品、水難事故や水害、津波を表し、火星がそれを助長することも考えられます。特に水難事故、水害、津波などには、備えをお願いします。

今回も少し長くなってしまいましたが、以上になります。