2020年の星と世界の動き

更新がなかなか出来ないので、来年の一般的な傾向を、まず、簡単に書いておきます。

あとで、ホロスコープを載せたり、説明を詳しくしますので、とりあえず簡単な文章だけでご勘弁ください。

2020年は、山羊座に、冥王星、土星、木星がずっと居座ります。山羊座は、実利を求め、現実的な星です。仕事で言えば、結果が求められたり、成果を具体的な数字で示されたりする、そういう星座なんです。世の中の風潮も、耳に心地よい美辞麗句や抽象的な目標、見掛け倒しの提案、中身のないプレゼンなど、そういうものは評価されなくなると思います。

それから、火星がちょっと珍しい動きをします。

まず、火星は、来年の3月頃、山羊座入りします。火星は、闘争、エネルギーの星なので、山羊座の冥王星、土星、木星という、巨大なエネルギーを持っている星々の少し重たく、火がつきにくい状態に、変化をもたらします。つまり、火をつける、活発にさせる、そんな変化です。ですから、世の中の風潮も、実利を求めるような傾向にシフトします。掛け声ばかりの人、口先ばかりで何もしない人は、評価を落としていきます。

それから、その後火星は、6月28日から、来年の1月7日まで、ずっと、牡羊座に居座ります。この配置は、山羊座の冥王星、土星、木星と90度という不調和な配置です。牡羊座の支配星が火星ですので、火星のエネルギーが強くなって、戦闘的、せっかちな傾向が強まります。これに対して山羊座は、沈着冷静、現実主義、無理しない、慎重、といった態度をとるので、おそらく、火星と冥王星、木星、土星は、チグハグな傾向を示し、世の中に、対立や不和、争いを引き起こすかもしれません。焦って、物事を進めようとしても、状況は動かず、イライラし、爆発する、というようなことを引き起こしかねません。特に、火星の逆行が始まる9月10日前後、それから、逆行から順行に戻る11月14日前後が、特に危険です。

ですから、来年の後半は、この傾向が強くなると思います。オリンピックも、焦りから何か失敗が起きる可能性もあります。米中貿易戦争も、大統領選挙も、焦った方が負けですね。トランプは気が短いので、焦りから墓穴を掘るようなことがあれば、選挙でトランプ優位でも、大逆転もあるかもしれませんし、貿易交渉も焦るアメリカの方が不利になるでしょう。北朝鮮問題は、焦る北朝鮮の方に不利に働くでしょう。状況の推移によっては、北朝鮮の爆発もあるかもしれません。

来年の6月以降、天体の不調和が半年近く続きますので、天候の不順、台風、地震も、注意です。年の後半になるほど危険性が高まるでしょう。