「パラサイト」を観ました。

貧富の差がもたらした、起きるべくして起きた悲劇なのか、それとも単なる狂気なのか、最後の方は理解に苦しむところです。

以下ちょっとネタバレなのでご注意を。

主人公の青年は、殺人事件後、成功して、あの家を購入するわけですが、それほどに、社会が流動的というか、社会的敗者が再び勝者になれるのなら、韓国社会はまだ健全性を保っているように思います。本当にそうなんでしょうか。問題は、貧富の差が固定化して、社会的流動性を失ってしまっているところにあると思うのですが、どうでしょうか。少し、疑問に思いました。