東ベルリンから来た女

まだ、冷戦中で、ベルリンの壁が崩壊する9年前の1980年の夏、
シュタージ(秘密警察)の監視付きで、ある美しい女医さんが田舎の病院にやってきます。
そこにいた地元の男性医師は、彼女の気を引きたくて仕方がありません。
でも、彼女は、ぶっきらぼう。
西側の外交官(?)の彼氏がいて、近々、西に亡命する予定になっていたのです。

そんな中、頭を負傷した若者に異変があったり、
また彼女を頼りにしてくれる収容所の女の子がいたりして、
彼女は、亡命との葛藤に悩みます。

ツンデレというのかな、クールビューティーというのは嫌いじゃないです。
時折見せる笑顔も素敵。