
「不思議なテーマの本」の記事一覧

アランの「幸福論」
幸福というのを皆さんはどんな時に感じるでしょうか? この本を物凄くかいつまんで言うと、 「人間の幸福は精神的なものだけれども、それは精神だけでは満たされない。 身体的快楽や、物質的快楽なども程よくある状態が理想だ」 と言 […]

「神々の予定表」を読みました。
遅まきながら、「神々の予定表」を読みました。もう、4年くらい前に出版されていた本で、世界や日本の未来がどうなるか、について、各種の予言や予測を、総合的にまとめた本です。 予言は預言であって、その最たるものは、やはり、聖書 […]

ヤナーチェクを聴きながらカフカの「変身」を読む。
先日、ヤナーチェクを聴きながら、変身を読みました。 「変身」は、何度読んでも、やはりひとつの悪夢を見ているような、シュールな短編でした。 グラゴルミサ、クラシカルでありながら斬新な音です。 なんとなく、豪雨に打たれながら […]

私の遺言・佐藤愛子〜その辺のホラー小説よりはるかに怖い…
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佐藤愛子さんといえば、芥川賞候補にも複数回なっていらっしゃったり、直木賞もお取りになっている、また叙勲もされていらっしゃる、「血脈」などで有名な、大小説家、大文学者でいらっしゃるのですが、この「私の遺言」は、佐藤さんの悪 […]

人間の土地・夜間飛行
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翻訳は堀口大学で、古いですが、どちらも普遍的価値のある名著です。 装丁の絵は宮崎駿だそうです。 人間の務めは、世界平和とか、慈善活動とか、そんな大それたことではなく、自分に与えられた務めを、ただ淡々と果たしていくこと、こ […]