超基礎からのタロットカード占い(1)〜おすすめタロットカード3選

初心者の方に向けて、シリーズでタロットカード占いについてお話していきたいと思います。

まずは、タロットカードの選び方です。タロットカードは、22枚の大アルカナというカードと56枚の小アルカナというカードで、一つのセット(デッキと言います)です。ですので、大アルカナと小アルカナの両方が入っているデッキをお勧めします。

初心者は、大アルカナだけで占ってもいいのですが、やはり、最初から78枚全部を使って占う方が上達の近道です。小アルカナが敬遠されるのは、棒、コイン、カップ、ソードの4種類のカードで、ただ、3本の剣とか、5個のコインだけが書かれていて、イマジネーションが沸かないからだと思います。ですから、小アルカナもきちんと綺麗な絵が書いてあるデッキを選ぶと、イマジネーションが沸いて、占いしやすいのではないかと思います。

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それから、カードは、必ず新品を買うこと!友達から譲り受けるとか、中古品を買うことは絶対に避けてください!カードは生き物です。人の手に影響を受けたものを使うということは、そこにどんな存在が宿っているかわかりません。中古のタロットに悪霊が宿っていることもあります。ですから、絶対に新品を買ってください!

書店やデパートの玩具売り場などにタロットカードは置いてありますので、実際に絵柄を見てお求めになるといいのではないかと思います。でも、最近は、アマゾンとかでも売っていて、絵柄が確認できるものが多いです。

そこで、私の独断で、現在、比較的容易に手に入る、おすすめのものを3つご紹介しましょう。

セレマ・タロット

幻想的な絵柄の素晴らしいタロットデッキです。

小アルカナも絵柄が美しくて、イマジネーションが湧きやすい。

アルカナム・タロット

中世風の絵柄で、伝統的なタロットデッキのデザインを踏襲していますが、小アルカナも絵柄に工夫が見られます。

エンジェル・タロット

ドリーン・バーチュー博士による、カリスマ的な人気のあるデッキ。

天使召喚魔術で、幻視するような天使の姿が描かれています。

伝統的なデッキとは違って、魔術で使う4大元素を小アルカナの名称に使っています。

タロットは当たれば良いわけですから、伝統的なデッキで占わなくても良いと思います。

絵柄が気に入った方はぜひ、使ってみてください。

番外編/トート・タロット

もう一つだけご紹介したいカードがあります。

20世紀最大の魔術師、アレイスター・クロウリーのデザインになるタロットカード。

オリジナルサイズはものすごくでかいので、ポケットサイズがおすすめ。

若干正統的なデッキとは異なりますが、イマジネーションが湧き、占いに精度が増すように思います。

想像力は書き立てられるのですが、ちょっと初心者には難しいかもしれません。

今回は、ここまで。

次の機会には、タロットを手に入れたあと、まず、悪霊がカードに取り憑かないように聖別をする必要がありますので、その方法とか、保管の方法などをお話ししましょう。