4月17日は天秤座の満月です。

4月17日午前3時55分、天秤座の26度で満月となります。

いつものようにサビアンシンボルから見てみましょう。

天秤座26度のサビアンシンボル

天秤座26度のサビアンシンボルは、「鷲と大きな白い鳩が互いに姿を入れ替える」です。

鷲と鳩が象徴するものは、例えば意志と愛のような、知と意志のような異なる人間の能力です。これらが時には相反しあい、また時には協力しあい、お互いに入れ替わることを述べているのです。例えば、知ることによって、自分自身が変容してしまうような変化です。これは知識が身になって活きるということを表しています。

月は第7室にあります。第7室は、パートナーの部屋です。人生の伴侶を表すと言ってもいいでしょう。太陽は自分自身を表す第1室にあります。太陽はここでは、男性原理、顕在意識、意志などを表すのでしょう。また月は、女性原理、潜在意識、感情などを表します。この二つの星が対峙する関係に置かれる時、ドッペルゲンガーのような自分の分身が生まれるのかもしれません。陰と陽、自分が相手であり、相手が自分であるような感覚、自分達は元は一つだったという感覚も持つかもしれません。渾然一体となった太極から万物は生じたということを単なる知識ではなく、感覚で理解するようなことです。

かつて、ワンネスというのでしょうか、自分はこの世界と一つというか、全部自分である、というような感覚を味わったことがあります。私は、この感覚を、なぜか、車を運転している時に味わいました。路上にいる車は全く別々の人々が全く別々に運転しているのに、全部自分が運転していて、全ての動きがわかるというような感覚も同時に味わいました。もちろん、現実もその時はその感覚の通り、全ての車の動きが予測できました。すべては自分なのですから。

もしかしたら、この世界は、同じことを遠い過去から遠い将来まで無限に繰り返していて、自分という主体は、その都度違うものになるに過ぎない、つまり、同じ現実が無限に繰り返されていて、その都度自分は別の人になるに過ぎない。あのタクシーの運転手も、大きなトラックの運転手も、バイクの兄ちゃんも、道を歩いている子供連れのお母さんも、遠い昔、全て自分だったのかもしれない、なんて今にして思います。

その時は、本当に何というか、この世界と自分の一体感が物凄くて、ただただ圧倒されるだけでした。上記は人との一体感の話だけを書きましたが、それだけではない、この現実世界の全てと自分の一体感も同時に感じていました。

今回のサビアンシンボルは、そんなことを思い出させるものでした。

星の配置から読み取れること

月を中心としたアンブレラ型の配置

月を傘の持ち手とするとその反対側に星々が散らばっている、いわばアンブレラ型の星の配置になっています。

こういう時というのは、月と多くの星がインコンジャンクト(150度)を作っていることが多いものです。今回は、天秤座の月に対して、魚座に入っている火星、金星、海王星、木星、そして、牡牛座に入っている水星、天王星、ドラゴンポイントが、ざっくりインコンジャンクトの位置にあります。これは、不安を表します。魚座は第12室で見えないものに対する不安、牡牛座は第2室で、目に見える、形あるものについての不安です。もう少し良く考えてみると、第12室には、争い、不幸、疫病、飢餓などを表す火星、美や豊かさを表す金星、幻想や陶酔を表す海王星、物事を拡大発展させる木星があります。ウクライナ侵攻、新型コロナに対する不安が、何倍にも大きくなっている現状を表しているのかもしれません。また、通商や流通を表す水星、大変化を表す天王星、カルマを表すドラゴンヘッドが、第2室にあるというのは、戦争や疫病に伴ってサプライチェーンや貿易通称がうまくいかなくなっていること、これまでの消費生活に大変化が起き始めていることこを表しているのかもしれません。ドラゴンヘッドもあるので、カルマも関係しているかもしれません。

今、日本円が、だいぶ安くなっています。ビッグマック平価で比べると、本来は1ドル=70円くらいでもおかしくないのですが、5年ぶりくらいの安値を続けています。これは、アベノミクスの第1の矢である、金融緩和のせいなのですが、アメリカやヨーロッパが金融ひきしめを始めているのに、日銀は、相変わらず、出口の戦略を明らかにせず、そればかりか、金融緩和は当面続けるという方針を打ち出しているため、円の信認が大きく低下してしまったのです。経済界では、今回の円安は決して日本経済にプラスとならないと言っています。このあたりから、日銀の金融政策と市中の経済活動の齟齬が出始めて、経済が混乱する可能性が見えています。日本の景気は、おそらく悪くなっていくでしょう。にもかかわらず、物価は上昇していく、というスタグフレーションに陥っていくと思います。

そういうことを反映してか、全体に不安が払拭できない星の配置になっています。

冥王星と太陽、月がTスクエア(180度、90度)

冥王星は、普段は大きな影響を与えませんが、他の星々と一緒になってその意味を何倍にも強めます。今回はかなりきつめのTスクエアなので、何か大きな影響が出てくるのではないか、と心配です。太陽は自国、自国民、あるいは国家元首を表します。日本、日本国民、首相、天皇を表しているように思います。月はパートナーの部屋である第7室にあり太陽のパートナーですから、日本のパートナーとはやはりアメリカのことでしょう。または、アメリカ国民、バイデン大統領を表しているかもしれません。冥王星は、同盟国を表す第11室にあります。また第11室は通貨も表しますから、日米間の円安ドル高を巡って何か問題が起きるのかもしれません。

いずれにしても当面は円安が続くと考えざるを得ません。

水星と天王星がコンジャンクション(0度)

通商、コミュニケーション、金融取引などを表す水星と天王星が経済を表す第2室でコンジャンクション(0度)となっています。天王星は突発的な事故、事件、放射能、最先端科学も表しています。オンライン取引、為替取引などの支障が出る配置と考えていいでしょう。または、サプライチェーンにも注意が必要かもしれません。特に4月18日あたりは注意でしょう。

金星とリリスがスクエア(90度)

金星は、美と愛と豊穣を表しますが、悪い意味としては怠惰や放漫、淫欲などになります。リリスは、主にドス黒い欲望、よくわからないもの全般を表します。金星は12室にあるので我々からするとよくわからない、よく見えない部分にあります。あるいは、12室は過去を表すこともあります。そしてリリスは第3室にあるので、我々のごく身近で起きることと関係していそうです。例えば、アベノマスクです。あれこそ無駄の極致、行政の放漫もいいところでした。あれに似たことがもしかすると起きる、起きている、そしてそれが明らかになる。そのようなことがあるかもしれません。

土星とドラゴンヘッドがスクエア(90度)

今回、土星と天王星は、スクエアではないですが、土星とドラゴンヘッドがスクエア(90度)になっています。ドラゴンヘッドは噴火口を表しているように思います。土星が12室にあるので目に見えない活動、例えば海底火山の活動を表しているかもしれません。つまり、海底火山の噴火が考えられます。現在小笠原火山帯の活動が活発になってきているようで、福徳岡ノ場で火山活動が活発になっていますから、その付近で大きな火山噴火があるかもしれません。

ヴェスタと水星・天王星がスクエア(90度)

ヴェスタは竈門の神で自己犠牲、使命感などを表す星です。このヴェスタは現在、マンデン占星術で通貨の意味のある第11室に位置しています。このヴェスタと財政、経済を表す第2室の水星、天王星が90度のスクエアという不調和な座相をとっているということは、やはり通貨安(円安)の弊害を表しているのかもしれません。円安がますます進む可能性があります。これ以上の円安を阻止するための為替の介入があるかもしれませんが、アメリカやヨーロッパの当局と協調することが難しい、という結果になるかもしれません。

地震について

月の位置との関係では天王星や土星と緊張関係が生まれる可能性もあります。そうなると地震の心配も出てきます。あえて予測を付け加えておくと、月が天王星や土星と90度、180度を作る時は注意です。具体的には、4/18、24です。