2月27日は乙女座の満月です。

2月27日午後17時18分、乙女座の8度で満月となります。

いつものように、乙女座の8度のサビアンシンボルを見てみると、「5歳の子供が初めてダンスの授業を受ける」です。これは、バランスの取れた人間性の発達を表す、と言われています。自分の属する文化の基準に従い、自分を表現することを学ぶ、とされています。

また、その対極にある魚座の8度のサビアンシンボルは、「ラッパを吹く女性」です。これは、自分の良心を召喚し、人として正しい行為を選択していく様子を表している、と言われています。

魚座の8度で、女性が吹くラッパの音に対応して、子供が踊るという様子が見えます。女性の吹くラッパは、人類への貢献という善意を表し、子供はそれに合わせて踊ることで、人類への善意の貢献をそれぞれの文化の基準にしたがって学ぶ、ということです。

もちろん、ここで「ラッパを吹く」とか「踊る」というのは比喩です。大人が人間の善性を子供に学ばせる、というのがこのシンボルの骨子です。

そして、7つの惑星が山羊座から魚座にかけて渋滞しています。水星の逆行も終わり、ようやく計画通り進めていく準備ができました。

その計画とは、双子座の16度にあるドラゴンヘッドが表しています。双子座の16度のサビアンシンボルは、「自分の主張を情熱的かつ劇的にスピーチする女性活動家」です。つまり、自分の思想や知識を大衆に情熱的かつ劇的に語りかけることによって大衆を洗脳し扇動していくことです。

その女性活動家の思想や知識は、正しく善良なものでしょうか?その女性活動家と、双子座の8度の「ラッパを吹く女性」とは、同一人物なのでしょう。「子供」と比喩される大衆は、その女性活動家の思想や知識を受け入れ、「踊る」、つまり、それぞれの文化的基準に沿って、人類への貢献という善良な動機に基づいた正しい行為をすることができるでしょう。

女性のリーダーの下で大衆は、何か人類共通の善良な動機に基づいた正しいことをするようになるのでしょう。それは、環境保護や貧困や飢餓の撲滅、戦争の回避、パンデミックの収束でしょう。もしかすると、今回のパンデミックも、天の長期的な計画の一部だったのかもしれないと思いたくなります。

風の時代になり、牡牛座の天王星が「土の時代」の価値観を壊して、推進する「個人の尊重」や「科学技術の発展」は、まさにIT技術、AIが、個人の尊重の方向に動き出すのかもしれません。つまりこういうことです。

AIやIT技術の進展によって、「超管理社会」すなわち中国が進めるような「監視社会型の超社会主義」の方向に向かうのではないか、と危惧されています。しかし、AIやIT技術の進展によって、自由と民主主義を守りつつ「個人の尊重」の方向に向かうのではないか、ということです。

この点は、さらに深く詳しくお話しする機会を別に設けたいと思います。

相変わらず、不動宮である牡牛座の天王星と水瓶座の木星、水星、土星などが不調和座相を作っているので、地震などの災害には、引き続き注意です。火星は調和座相が多いですが、やはり、災害、戦争、事故などにも注意が必要です。