不思議な映画3選(5)+1

今回は、モンティ・パイソンに関係のある作品を4つご紹介します。

そもそもモンティパイソンの面々は、オックスフォードやケンブリッジ出身の超インテリぞろいです。

一見、変な映画ですが、実は、なかなか見応えのある映画ぞろいです。

ライフ・オブ・ブライアン

これは、「聖書」をパロディにした作品で、世界中で、物議を醸した問題作です。しかし、いまだに、根強い人気のある作品。聖書のイエスの物語を知っていないと、ちょっと難しいかもしれません。

最後は、超ポジティブ思考のエンディング。

↓字幕版がなぜか視聴不可となっており、ご紹介は、英語字幕なし版です。ブルーレイ版の方が画像がきれいだそうです。

未来世紀ブラジル

もしかすると、このままいくと、世界は、国家社会主義の超監視社会になってしまうかもしれません。そういう社会では、官僚主義の悪弊が極まって、無実の罪で思想改造刑を受けてしまうなんていうこともあり得ます。「1984」と共通のテーマですが、実に、「芸術的、幻想的」に映像の方、仕上がっております。

バロン

ミュンヒハウゼン症候群、という精神疾患があるそうで、誇大妄想狂のことらしいのですが、ヨーロッパの昔話の、「ほら吹き男爵の大冒険」に題材した作品です。

時は、ウィーン包囲の頃のドイツのある小さな町。オスマントルコの大軍がすぐそこまで近づいてきています。
この町を救うべく、我らがミュンヒハウゼン男爵が大活躍します。
荒唐無稽で、まったく馬鹿らしい映画だといえばそうなんですが、深く読むと、様々なニヒリズムが隠されていて実に興味深い。
きっとこの映画は、評価が大きく分かれるでしょう。大絶賛か、酷評か・・・。

エリック・ザ・バイキング

あの「ショーシャンクの空に」の、ティム・ロビンズ主演。バロンが気に入った方は、ぜひ、どうぞ。テイストは同じです。日本のある有名なコメディアンも出演してます。単なるおバカ映画か、それとも、深遠なる思想の結晶か、どうぞ、ご自身でご判断ください。