バシャールという高次生命体~ワクワクすることが高次元へのカギ

これからお話しすることをトンデモだと決めつけずに最後まで読んでいただけると嬉しいです。今日はバシャールについてのお話です。

バシャールとは、オリオン座近くのエササニ星の宇宙人で、300年後の地球にやってきて、上空の宇宙船から時空を超えて、ダリル・アンカという現在の地球人チャネラーにコンタクトしてきた存在です。
300年後から現在にコンタクトしてくるなんておかしい、とお思いになるかもしれません。しかし、宇宙論について、量子力学でいうところの「エヴェレット解釈」つまり、多元宇宙解釈によると、現在と過去、未来が併存しており、現在と未来が同時に存在できることを考えれば、矛盾はありません。

orion widefield (12h08m)

「人類の進化が究極に達したとき、人類は、物質的存在であることをやめ、この次元から出て行くだろう」と、テイヤールドシャルダンが言っていることを以前紹介しましたが、その究極の進化点、オメガポイントがもうすぐやってくるとバシャールは述べています。

量子論という素粒子の理論によると、物質を構成している素粒子は固有の振動数を持っていることが解っています。バシャールは、その振動数が高まれば、その物質はよりポジティブな高次元に移動し、振動数が低くなればネガティブな低次元に移行すると言っています。

大きな変革は実は2012年からすでに始まっているそうです。そして、この大きな変革の始まりですが、目に見えてはっきりした形ではやってこないそうです。現在生きている人々が、この振動数に応じて、個別に自分の未来を選択することになる結果、総体として大きな変革となるそうです。

バシャールによると、量子力学の多元宇宙解釈は正しく、どんな未来が待っているかは、あなたの振動数で決まるそうです。現在、気づきのない普通の人の振動数は約7万回/秒だそうですが、気づいた人々、覚醒した人々は約18万回/秒ぐらいになり、よりポジティブな高次元に移行するそうです。ニューエイジのスピリチュアリズムでは、これをアセンションといいます。

ちなみに、バシャールは、20万回/秒よりはるかに高い振動数を持っています。そして、振動数が高くなるとポジティブな精神が生まれてくるというのです。

低い振動数のままだと、今後は、ネガティブな環境が現れ(というか、低い振動数に見合った環境に生きることになる)、天変地異や戦争、個人レベルでは、失業、生活苦、病気、いがみ合いなどを起こしやすいと・・・。また、もし、彗星や隕石の落下や大地震のような天変地異が起きるとしたら、それは、あなたがネガティブな地球に生きることを選択した結果だそうです。

さらに、振動数を下げるもっとも強力なものは「恐れ」だそうです。「これがないと生きられない」とか、「もしああなったどうしよう」とかが、行動の原動力になっている場合は、その可能性が高いと言います。2012年に、気づいた人々が14万数千人いれば、この世界はポジティブに移行するということです。そして、ポジティブな世界を選択した人々は、ますますポジティブになっていくそうです。

しかし、ネガティブな振動数を持っている人々には、ポジティブな世界への移行は起こらず、ネガティブなまま、ネガティブな現象が起きる地球に住み続けることになるそうです。

では、どうやって私たちの振動数を上げるか、ですね。それは、「ワクワクすること」だそうです。

これについて、バシャールの言うところは、大概以下のとおりです。

Negative or positive, opposite signs

客観的現実は、変わらない。現実を現実たらしめているのは、各人のこの現実に対する評価である、ということです。

例えば、無理やり残業させられるとしましょう。
夜帰るのが遅くていやだな、と思うかわりに、こんな遅くに電車に乗れて幸せだ、なにかいいことがきっとあるぞ!と思うこと。そう、何事もポジティブに考えるのです。これは、心理学の合理化機制かもしれませんが、それでもいいでしょう。

そういう気持ちを持ち続ければ、ポジティブなことが周りに起こり始めるのです。周りにポジティブな人たちばかりになるのです。これは、多元宇宙のなかで、ポジティブな宇宙を選択することになり、より振動数が上昇し、さらにポジティブな世界に住むことになるそうです。

現実に意味はなく、自分がその現実にポジティブな解釈ができるかどうかなのです。ですから、こういう意味では、世界は自分の解釈したとおりに出来上がっていて、全てが幻というわけです。全てが、例えば、自分を振った初恋の人も、自分をだましたり、攻撃したりした人たちも、自分の解釈が作り出したものなのです。歴史上の精神的巨人たちもきっとこういうことをちゃんと解っていて、きちんと対処できた人たちだったのではないでしょうか。

この考え方は、ニーチェにも通有します。人間の認識は、人間以上にはなれない。神様の視点に立って物事を解釈することは人間にはできない。バシャールは、現実の解釈を個人のできうる限りにポジティブにしよう、といっているだけであって、神の視点に立てとは言っていない。現実が試練だとその人が思えば試練になるし、怖いと思えば怖いものになる。個人の受け止め方次第なのです。これは、般若心経や禅の思想にもつながる真理だと思うのです。

「サラリーマンの死」という戯曲のようになっては仕方がない。つまり、単なる現実逃避になってしまっては仕方がない。ただ、「泣いて暮らすも一生、笑って暮らすも一生」というように、人生は決して笑い事ではないのでしょうが・・・できるだけ笑って暮らしたほうがいいにきまってますよね。

あなたはどう考えますか?ニューエイジやスピリチュアルというと胡散臭いように思えるでしょうが、どっぷり信じ切ってしまうのではなく、生活上のヒントとして採り入れれば、人生がより深く豊かになるような気がします。